配信用動画コンテンツに
外国作品を利用する場合の手続き
JASRACが管理する外国作品を動画コンテンツに収録して、インターネット上にアップロードする場合、インタラクティブ配信に係る手続きのほか、ビデオグラム録音に係る手続きが必要です。
外国作品の利用に係るビデオグラム録音の使用料額(基本使用料)は、一部の作品を除いて、JASRACに権利を委託している音楽出版社が指定する使用料額(指し値)となります。
- 個人がYouTubeなどJASRACが利用許諾契約を締結している動画投稿サービスを利用する場合、ビデオグラム録音の手続きはいりません。
- 指し値は、作品ごとに異なります。1曲数万円から10万円を超える額になることがあります。
手続きの流れ
STEP1 指し値の確認
①J-WID(作品データベース検索サービス)で利用予定の外国作品を検索する
<検索のポイント>
- 英数アルファベットでご⼊⼒ください(カタカナでは表⽰されない場合があります)
- 冠詞(The/A等)は、削除して⼊⼒してください
(例)A HARD DAY‘S NIGHT → HARD DAY S NIGHT
- 英数アルファベットでご⼊⼒ください(カタカナでは表⽰されない場合があります)
- 氏名は、ファミリーネームからご⼊⼒ください
(例)ジョン・レノン(JOHN LENNON) → LENNON JOHN
- 英数アルファベットでも全角アルファベットでも検索できます(カタカナでは表⽰されない場合があります)
- 著作者名と異なり、冠詞で始まるアーティスト名は、冠詞を付しています。
②管理状況(利用分野)の「複製ービデオ」を確認する

「ビデオ」の利用分野の管理状況が「〇」または「△」の場合、JASRACにお支払いいただく使用料のうちの「基本使用料」は、日本国内の権利者である音楽出版社が指定した額(指し値)となります(一部例外曲あり)。「ビデオ」の利用分野の管理状況が「×」の場合は、JASRACが管理していませんので直接権利者にご確認ください。
③音楽出版社に連絡し、指し値を確認する
音楽出版社に連絡いただき、指し値をご確認ください(主な音楽出版社の連絡先はこちら)。
音楽出版社から指定された金額は、JASRACからご利用者へ請求しますので、「STEP2 JASRACへの手続き」にお進みください。
STEP2 J-RAPP(オンラインライセンス窓口)によるお申込み
JASRACに「ビデオグラム録音」に係る手続きをしてください。その際、STEP1で音楽出版社から指定された金額を申請してください。
(1)ログインIDをお持ちの方
J-RAPPにログインし、お申込みください。
J-RAPPの入力例(PDF)
(2)ログインIDをお持ちでない方
J-RAPPトップメニューの「利用窓口開設申込」ボタンを押し、ご利用者情報の入力と「J-RAPP利用申込書」のご提出(FAX、郵送)をお願いします。「J-RAPP利用申込書」受付後、IDとパスワードをお知らせします。
指し値の報告方法
指し値は「映像楽曲情報入力」画面の「備考」欄に入力ください(入力例はこちら(PDF))。

STEP3 使用料のお支払い
許諾日から約3カ月後に、JASRACから請求書をお送りします。お支払期限までに銀行振込、コンビニ払い、スマートフォン決済サービスにてお支払いください。
振込手数料はご利用者の負担となります。
よくあるご質問
お問い合わせはお気軽に複製部録音・ビデオグラム課までお問い合わせください 。