JASRACは2004年度から、東京大学大学院法学政治学研究科に「著作権法等奨学研究会(JASRAC)」を設置しています。「研究部門」に寄付することで、知的財産制度に関するわが国の最先端かつ最高レベルの調査・研究を支援するとともに、若手研究者の育成に貢献していくことを目的としています。
研究の一環として実施する「東京大学著作権研究会」では、若手研究員と知的財産分野の第一人者である裁判官、弁護士等の法曹関係者等が集い、著作権法とこれに関連する諸法律との関係等について活発な議論が繰り広げられています。
2024年度に開催した研究会のテーマと講師は以下の通りです。
東京大学著作権研究会(2024年度) ※開催情報は随時更新
開催日 | テーマ | 講師 |
2024/4/16 |
メタヴァースと知的財産法 ~デザインの保護に焦点を当てて~ |
東京大学大学院法学政治学研究科教授 田村 善之 |
2024/10/25 |
BitTorrentに関する発信者情報開示請求訴訟の動向 | 関西学院大学法学部教授 谷川 和幸 |
2024/11/28 |
著作権法112条2項の廃棄等請求 |
立命館大学法学部教授 宮脇 正晴 |
2025/2/18 |
建築物及び庭園の著作物性と権利侵害―知財高決令和5年3月31日(令和5年(ラ)第10001号)を中心として― |
TMI総合法律事務所 弁護士 東海林 保 |
2025/3/17 |
北朝鮮映画事件最高裁判決後の一般不法行為の成否―近時の一般不法行為の肯定例からみたバンドスコア事件控訴審判決の意義 |
同志社大学教授 山根 崇邦 |
※敬称略。役職や肩書きは当時のものです。