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世界から見た日本の使用料徴収額

CISAC(著作権協会国際連合)による「世界徴収レポート」

CISAC(著作権協会国際連合)は、CISACに加盟する世界中の著作権管理団体の前年の使用料徴収額を基に、毎年「CISAC世界徴収レポート(CISAC Global Collections Report)」を発行しています。このレポートでは、音楽、映像、演劇、文芸および視覚芸術の著作権管理団体による使用料徴収の傾向を地域ごとに確認することができます。なお、CISACの会員であるJASRACの使用料徴収額も同レポートに反映されています。

このページでは、最新の同レポートに記載されている統計を一部ご紹介いたします。

レポートの全文(英語)をご覧になりたい方はこちら(PDF:10.7MB)

世界の状況

2019年の「CISAC世界徴収レポート」(2018年度データ)によると、CISACに加盟する世界中の著作権管理団体の使用料徴収額は、前年に比べ0.9%増加しました。2014年の徴収額と比べると、徴収額は25.4%伸びています。

全世界 使用料徴収額 (単位:10億€)

使用料徴収額の地域別の割合を見ると、ヨーロッパ地域が56.4%と最も高く、日本を含むアジア太平洋地域は14.8%でした。

使用料徴収額の地域割合

  • 主要国のみ抜粋

世界から見た日本1の使用料徴収額

アジア太平洋地域における使用料徴収額のうち57.4%を日本が占めています。アジア太平洋地域の著作権管理団体の成長は著しいですが、世界有数の音楽市場を持つ日本が徴収額の大半を占めるという結果になりました。

レポートでは、各国の使用料徴収額を人口一人当たりで計算した金額も紹介されています。日本における使用料徴収額を日本の人口で割った場合、一人当たり6.49ユーロ(約780円)となり、この金額は世界で18位に位置します。もっとも金額が高かったのはデンマークで、一人当たり24.54ユーロ(約2,950円)でした。この統計から、ヨーロッパ諸国は芸術全般の著作権管理が成熟しており、総じて人口一人当たりの使用料徴収額が高いことが分かります。

使用料徴収額 人口一人当たり(€)

  • 1CISAC加盟のJASRAC、JASPARが対象
  • 主要国のみ抜粋

また、各国の国内総生産(GDP)に占める使用料徴収額の割合もレポートで報告されています。この数字は、国の経済全体に占める使用料徴収額の割合を示しています。
1位はフランスの0.056%。日本の割合は0.019%で、この数字は世界で28位でした。

国内総生産(GDP)に占める使用料徴収額の割合(%)

  • 主要国のみ抜粋

この他に、音楽分野における使用料徴収額の上位10ヶ国が紹介されています。これを見ると、日本は第3位となっています。これらの国の成長率(2017年度使用料徴収額から2018年度使用料徴収額(それぞれ当時のユーロ換算)への推移)を見ると、国によって大きく違うことがわかります。ちなみに、2017年の日本の使用料徴収額は第4位でした。

音楽分野の使用料徴収額 上位10ヶ国(単位:100万€)

音楽分野の使用料徴収額の成長率(ユーロ換算)

「CISAC世界徴収レポート」には、その他にもさまざまな統計が掲載されています。
詳細は、CISAC世界徴収レポート(CISAC Global Collections Report)の全文(英語)(PDF:10.7MB)をご覧ください。

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