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世界から見た日本の使用料徴収額

CISAC(著作権協会国際連合)による「世界徴収レポート」

CISAC(著作権協会国際連合)は、CISACに加盟する世界中の著作権管理団体の前年の使用料徴収額を基に、毎年「CISAC世界徴収レポート(CISAC Global Collections Report)」を発行しています。このレポートでは、音楽、映像、演劇、文芸および視覚芸術の著作権管理団体による使用料徴収の傾向を地域ごとに確認することができます。CISACの会員であるJASRACの使用料徴収額も同レポートに反映されています。(※)

このページでは、最新の同レポートに記載されている統計を一部ご紹介いたします。

レポートの全文(英語)をご覧になりたい方はこちら

  • 本レポート記載の国・地域毎の統計は、重複を避けるため、姉妹団体から受け取った使用料(外国入金)を除いています。また、管理手数料や文化控除などの各種控除前の総収入です。

世界の状況

2022年の「CISAC世界徴収レポート」(2021年データ)によると、CISACに加盟する世界中の著作権管理団体の2021年の使用料徴収額は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け落ち込んだ2020年から5.8%増え、95.8億ユーロ(約1兆2千億円)でした。しかし、コロナ拡大前の2019年の水準には戻っていません。

演奏会やBGM等の演奏使用料は、ロックダウン等の影響で前年の半分に落ち込んだ2020年から、さらに0.7%減少し、回復がみられませんでした。一方、音楽配信・動画配信サービスは市場拡大が続き、配信使用料は27.9%増加しました。

全世界 使用料徴収額 (単位:億ユーロ)

使用料徴収額の地域別の割合を見ると、ヨーロッパ地域が55.2%と最も高く、日本を含むアジア太平洋地域は16.3%でした。アジア太平洋地域の割合は5年前の14.2%より2.1%増加しています。

使用料徴収額の地域割合

世界から見た日本の使用料徴収額

日本の音楽著作物使用料の徴収額は、米国、フランスに次ぎ世界で3位となっており、世界有数の規模であることがわかります。アジア太平洋地域では、日本が1位、オーストラリアが2位、韓国が3位です。

音楽分野の使用料徴収額 上位10ヵ国 (単位:100万ユーロ)

レポートでは、各国の使用料徴収額(全分野の合計)を人口一人当たりで計算した金額も紹介されています。日本における使用料徴収額を日本の人口で割ると、一人当たり6.52ユーロ(約856円)となり、世界で19位に位置します。もっとも金額が高かったのはデンマークで、一人当たり24.89ユーロ(約3,270円)でした。上位10ヵ国のうちヨーロッパ諸国が9ヵ国を占めており、ヨーロッパ地域は芸術全般における著作権管理の成熟度が高いことがうかがえます。

使用料徴収額 人口一人当たり(単位:ユーロ)

  • 主要国のみ抜粋

また、各国の国内総生産(GDP)に占める使用料徴収額の割合もレポートで報告されています。この数字は、国の経済全体に占める使用料徴収額の割合を示しています。
1位はフランスの0.054%。日本の割合は0.020%で、世界で28位でした。こうした数字は日本の著作物使用料の徴収額の水準が世界と比較して必ずしも高いとは言えないことを示しています。

国内総生産(GDP)に占める使用料徴収額の割合(%)

  • 主要国のみ抜粋

「CISAC世界徴収レポート」には、その他にもさまざまな統計が掲載されています。
詳細は、CISAC世界徴収レポート(CISAC Global Collections Report)の全文(英語)をご覧ください。

  • 本稿では、1ユーロ=131.39円で換算しています。
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