-創作ログ機能（おとログ）とポイント機能（Ex）を実装-
日本音楽著作権協会（JASRAC）は、12月16日、ブロックチェーン技術を活用した存在証明機能とeKYC機能を備える楽曲情報管理システム「KENDRIX」のアップデートを行いました。
KENDRIXの新たな機能
■創作ログ機能「おとログ」
KENDRIX内で行われたさまざまなアクションを時系列で可視化する創作ログ機能「おとログ」を実装しました。
（画面サンプル）
「おとログ」は楽曲ごとに制作プロセスを振り返るための機能です。自身や共同作業者（プロジェクトメンバー）が行ったさまざまなアクションについて、日時の新しい順に参照できます。自身の創作活動を振り返るだけでなく、共同作業者との間で見解の相違が生じた際や、第三者との間でトラブルが発生した際などに、過去に遡って創作に関する事実を確認しやすくなります。
■ポイント機能「Ex」
KENDRIXを活用することで、ポイント「Ex（イーエックス）」が貯まるようになりました。音源をアップロードする、音楽解析するなど対象のアクションを実行することでExが付与されます。Exが付与されるアクションは、「毎週」Exを獲得できるウィークリーアクション、「毎月」Exを獲得できるマンスリーアクション、1アカウントあたり1回のみExを獲得できるアカウントアクションの3種類があります。
Exの獲得状況は「Exダッシュボード」で閲覧できます。
（画面サンプル）
前月に獲得したExは、翌月、さまざまな特典と引き換えることができます。特典の内容は、音楽制作に役立つ機材やプラグインなどのプレゼントが当たる抽選に応募する権利や、条件を満たせば必ずもらえるノベルティグッズのプレゼントなどを予定しています。
※2025年12月に貯めたExで2026年1月に引き換えできる特典の詳細は、2026年1月にご案内します。
なお、おとログやExダッシュボードで情報や数値を参照できる期間は、KENDRIXのアカウント種別によって異なります。
さらなる詳細についてはKENDRIX Mediaの新機能紹介記事をご覧ください。
KENDRIXはクリエイターの活動をサポートするテクノロジーの活用を通じてイノベーションを推進し、音楽の創作の未来を支えていきます。
■KENDRIXとは
「すべての音楽クリエイターが Creation Ecosystem に参画できる世界へ」というコンセプトのもと、音楽クリエイターが安心して楽曲を発表でき、適正な対価還元を受けるための各種手続きのハードルを下げることを目的としたクリエイターDXプラットフォームです。
プロアマ問わず、どなたでも無料でご利用いただけます。以下のページからアカウント登録を行ってください。
https://kendrix.jp/
■関連情報
YouTube「KENDRIX」チャンネル
KENDRIXの利用が想定される音楽制作の現場を紹介するコンテンツや、KENDRIXで改善したい権利やお金に関する課題のポイントなどを分かりやすく解説するコンテンツを随時公開していきます。
KENDRIX Media
KENDRIXがターゲットとするユーザー向けに、KENDRIX関連情報のみならず、音楽クリエイターのインタビューや音楽活動で役立つ情報などを幅広く発信しています。
