3次元の仮想空間(メタバース)で行うバーチャルライブなどでの音楽利用について、お問い合わせをいただくケースが増加しています。
メタバースで日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理する音楽をご利用になるときは、インターネット上で音楽を利用する場合と同様のライセンスを行っています。
具体例(※)
● メタバースでバーチャルライブを行う場合
「動画配信」の規定に基づきライセンスいたします。
有料のバーチャルライブをストリーム形式で配信 する場合の使用料の例 |
月間の情報料および広告料等収入の2.1% (最低使用料5,000円) |
収録映像の配信やアーカイブ配信内で外国曲をご利用の際には、別途「ビデオグラム録音」のライセンスが必要となります。
● メタバース上の店舗でBGMを利用する場合
「音楽配信」の規定に基づきライセンスいたします。
広告やアバターアイテム課金などによる収入がある サービス内でBGMをストリーム形式で配信する場合 の使用料の例 |
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このほか、ゲーム、ミュージックビデオ配信、カラオケ配信など、メタバースで行われるさまざまな音楽利用にライセンスしています。詳しくは、担当部門へご相談ください。
JASRACは、メタバースを始めとしたWEB3における音楽利用についても適切なライセンス環境を整え、音楽クリエイターが適正な対価を得られる取り組みを推進してまいります。
※ メタバースのプラットフォーム運営者がライセンスを得る場合。