5つのポイント

JASRACは、作詞・作曲をする方や音楽出版社などの権利者の皆さまから楽曲の著作権をお預かりし、皆さま(JASRACメンバー)に代わって管理を行います。音楽の利用者に対して利用を許諾し、利用分野ごとに定めた著作物使用料を受け取り、管理手数料を控除したうえで分配します。

JASRACの著作権管理5つのポイント

ポイント1
信託による安心・安全な管理

楽曲の著作権は大切な財産です。JASRACは皆さまの財産を安全に管理するため、「信託」という仕組みによって、著作権を管理しています。法律により財産が保護されるため、安心して著作権の管理をお任せいただけます。

ポイント2
多様なニーズを反映した委託方法

作詞・作曲をする方の音楽活動や音楽出版社のビジネスの形態に合わせて、著作権の管理を委託する範囲を選択したり、楽曲や利用の特性に応じた管理の制限を行うことができます。多様なニーズを反映し、楽曲の利用開発とマネタイズを両面から支えます。

ポイント3
充実の管理体制

日本全国の主要都市に支部を置き、各地の音楽利用の窓口としてきめ細かに管理を行っています。インターネット上など違法利用にも専門の部署が対応、責任を持って楽曲を管理しています。

ポイント4
海外ネットワーク

海外の著作権管理団体とお互いの楽曲を管理。海外で楽曲が利用された場合でもJASRACを通じて使用料の分配を受けることができます。

ポイント5
使用料の分配

年4回、利用に応じた精緻な分配を行うとともに、「どの楽曲が、いつ、どこで、どのように利用された」かといった利用内容の詳細な情報を提供しています。

作詞・作曲をする方にはこんなメリットや仕組みも

演奏権使用料を直接分配します

音楽出版社との契約によりJASRACに管理委託している楽曲については、通常、音楽出版社を通じて使用料が分配されます。作詞・作曲をする方がJASRACのメンバーになれば、このうちの「演奏権使用料」についてJASRACから直接分配を受けることができます(「演奏権使用料」はコンサート、カラオケ、放送、音楽配信などで楽曲が利用された場合の使用料です)。

音楽出版社と契約している楽曲もサポート
  1. 1作品届通知システム
    音楽出版社からJASRACメンバーの楽曲の届け出(作品届)があった場合、JASRACから届け出内容(契約期間や分配率など)をお知らせします。これによりJASRACメンバーは、音楽出版社からの届け出内容を確認いただくことができます。
  2. 2分配金額照会
    音楽出版社との契約によりJASRACに管理委託している楽曲については、通常「演奏権使用料」を除いて、音楽出版社を通じて使用料が分配されます。JASRACメンバーは、「JASRACが音楽出版社へ分配した金額」を確認することができます。

JASRACに著作権の管理をお任せいただければ、安心して楽曲制作やプロモーションに専念することができます。専任のスタッフがサポートします。お気軽にご相談ください。

信託による安心・安全な管理

JASRACの信託契約だから、できること

著作権の管理方法は、「信託」による方法と、取次、代理などの「委任」による方法とがあります。JASRACは、1940年の業務開始から一貫して、財産を安全に管理するための仕組みである「信託」による著作権管理を行っています。

「信託」による著作権管理の特徴

JASRACは作詞・作曲をする方や音楽出版社などの権利者の皆さまと「著作権信託契約」を結ぶことによって、楽曲の著作権の管理委託を受けます(「著作権信託契約」ではJASRACメンバーは「委託者」であり「受益者」となり、JASRACが「受託者」となります)。

<特徴>

  • 著作権信託契約を結ぶことで、委託者が受託者に著作権を移転し、著作権が信託財産となって、信託法により保護されます。
  • 信託財産の管理によって生じた利益(=分配使用料)も、著作権と同様に信託財産として保護されます。
  • 委託者は受益者となって、分配使用料を受け取ります。
  • 受託者は、著作権や分配使用料を信託財産として受益者のためにのみ管理します。
  • 信託財産は受託者の財産とは区別され、万が一JASRACが破産などしても差押えの対象とはならず、信託財産である著作権や分配使用料は委託者・受益者のために保護されます。
  • 信託期間中は受託者が著作権(信託財産)の持ち主となりますので、当事者として違法利用等に対し訴訟を提起できます
    • 委任など、著作権が受任者に移転しない方法による管理の場合には、委任者自身が違法利用に対応しなければなりません。
  • 信託が終了したときには、信託財産となっていた著作権は委託者のもとに戻ります。

多様なニーズを反映した委託方法

音楽活動やビジネスの形態に合わせ「特定の利用方法(利用分野)だけJASRACに管理を任せたい」「タイアップのため特定の利用については使用料を徴収しないでほしい」など、JASRACメンバーの皆さまの多様なニーズに対応し、楽曲の利用開発とマネタイズを両面から支えます。

1.預ける権利の範囲(管理委託範囲)を選ぶことができます

JASRACと契約する際には、すべての権利を委託するか、一部の権利(下図①~⑪)を除外するかを選択いただけます。
ご自身で著作権を管理する、他の著作権管理事業者に管理を任せるなど、皆さまの音楽活動やビジネスの形態に応じて、最適な管理委託範囲をご選択ください(管理委託範囲は年に1度変更できます)。

<管理委託範囲の図>

2.管理委託範囲が異なる複数の信託を設定することができます(音楽出版社のみ)

音楽出版社の皆さまは、事業部を単位とした契約を結ぶことで、ビジネスの形態に合わせて管理委託範囲が異なる複数の信託を設定することができます。

3.楽曲や利用の特性に応じた管理の制限

一定の場合には、JASRACによる管理を制限させること(JASRACに使用料の請求等をさせないこと)ができます。
例えば、広告主、映画・演劇・ゲームの製作者などからの依頼により制作した楽曲については、依頼者が自由に使うことができるよう、JASRACによる管理を制限することができます。また、タイアップを行う際には、タイアップ先での利用について、JASRACへの使用料の支払いを免除することができます。

JASRACが多くの権利者から著作権の管理をお任せいただくことで、皆さまの権利を守るだけではなく、音楽ユーザーも簡便な手続きで皆さまの楽曲を利用しやすくなります。ぜひJASRACへの管理委託をご検討ください。

よくあるお問い合わせ

ご契約に関するご質問はお気軽に会務部までお問い合わせください。