海外ネットワーク

海外で楽曲が利用された場合の管理の仕組み

JASRACは海外の著作権管理団体と、お互いの団体の楽曲を管理しあう契約(相互管理契約)を結び、作品データベースを相互に連携させ、グローバルな著作権管理体制を構築しています。
JASRACの管理楽曲が海外で利用された場合には、その国の著作権管理団体が利用許諾と使用料の徴収を行い、 分配明細データとともにJASRACへ送られてきます。
海外の著作権管理団体から送られてきた分配明細データをJASRACのデータベースと照合し、楽曲を特定、海外の団体が送金対象として指定したJASRACメンバーへ分配しています。

→JASRACと相互管理契約を結んでいる海外の著作権管理団体の一覧はこちらをご覧ください。
→海外で楽曲が利用された場合の使用料の流れはこちらをご覧ください。

海外利用の作家取り分を得るには、JASRACメンバーになる必要があります

海外の団体の多くは、JASRACなどの著作権管理団体のメンバーでない作家の取り分は分配しない仕組みをとっています。

JASRACメンバーになると、JASRACと海外の著作権管理団体との管理契約に基づき、楽曲が海外で利用された際にその団体が使用料を徴収しますので、JASRACを通じて分配を受け取ることができます。
管理委託範囲の選択により、海外における利用のみの管理も委託することができます。

  • ご自身の楽曲が海外で利用されることが決まっている、または利用された場合、その詳細(国名、利用場所、利用者等)をJASRACにご連絡ください。JASRACは確実な分配につなげるため、現地の著作権管理団体へその情報を提供します。

よくあるお問い合わせ

ご質問はお気軽に会務部までお問い合わせください。