私は、これまで会議室にはネクタイにダークスーツ姿の男性ばかりが占める職場で働いてきました。担当役員となって以来、こうした組織の在り方に変化をもたらし、多様な人材が活躍できる職場をつくりたいという思いで、ダイバーシティの推進に取り組んできました。
近年、AI技術の発展や価値観の多様化が進む中で、音楽を取り巻く環境は、これまでにないスピードで変化しています。こうした状況の中で信頼性の高い著作権管理サービスを提供し続けるためには、私たち自身が変化に向き合い、新しい発想を取り入れながら組織を進化させていくことが不可欠です。
その原動力となるのは、JASRACで働く職員一人ひとりです。多様な人材が自らの強みを発揮し、挑戦する風土を育むことは、変化に強い組織をつくる上で欠かせない要素です。
この観点から、DEIB(Diversity, Equity, Inclusion, Belonging)の推進は、私たちの使命をこれからも果たしていくための重要な経営課題であると考えています。
JASRACでは、これまでも育児・介護と仕事の両立支援や、多様な専門性を生かした配置・育成など、ダイバーシティに関わる取組を重ねてきました。今後は、制度の充実にとどまらず、多様な職員が主体的に力を発揮できる環境づくりをさらに進め、組織としての対応力と創造力を高めてまいります。
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)
ダイバーシティ推進担当
常務理事 須子 真奈美