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日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2024年6月分配期以降に適用する管理手数料実施料率について、「カラオケ」「ビデオ上映」「遊技機(上映・演奏)」「有線放送等」「映画上映」「ビデオグラム録音」の区分を、下表のとおり引き下げます。
<管理手数料実施料率(2024年6月分配期から実施料率を引き下げる使用料の区分のみ)>
使用料の区分 |
現行の実施料率 |
2024年6月分配期から 適用する実施料率 |
|
---|---|---|---|
演奏等 |
カラオケ | 22% | 21% |
ビデオ上映 | 23% | 21% | |
遊技機(上映・演奏) | 13% | 11% | |
有線放送等 | 9.5% | 8.5% | |
映画上映 | 23% | 21% | |
ビデオグラム録音 | 10% | 9.8% |
※一部の区分は、3月分配期に限り実施料率を引き下げています。
管理手数料は、音楽クリエイターなどの権利者へ使用料を分配する際に、分配額に対する一定率を控除するもので、JASRACの運営経費に充てられます。実施料率は、利用分野ごとに業務に要する実費を踏まえ、著作者、音楽出版社、学識経験者等で構成する理事会の承認を得て決定しています。使用料分配額に対する運営経費(実費)の割合は9.9%(2022年度)です。
JASRACは、音楽をご利用になる皆さまからお支払いいただいた使用料がクリエイターの新たな創作へとつながるよう、今後も著作権管理を推進するとともに、業務の効率化と経費の削減に向けた取り組みを続けてまいります。
資料:管理手数料実施料率の推移(過去3年)