日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2026年7月8日、ブロックチェーン技術を活用した存在証明機能とeKYC機能を備える楽曲情報管理システム「KENDRIX」のアップデートを行いました。
KENDRIXの新たな機能
■プチリリとのデータ連携を開始、行同期歌詞の表示用データ編集機能も実装
KENDRIXに登録した歌詞データを基に、行同期歌詞の表示用データを作成し、歌詞配信サービス「プチリリ」とのデータ連携機能を通じて、プチリリの歌詞データを利用する音楽ストリーミングサービスで行同期歌詞を表示できるようになりました。
(KENDRIX画面サンプル)行同期歌詞の表示用データ編集画面

■創作ログ機能「おとログ」を出力用に表示する機能を実装
KENDRIX内で行われたさまざまなアクションを時系列で可視化する創作ログ機能「おとログ」について、創作に関する事実関係を第三者に提示することなどを想定した、印刷やPDF化に適した出力用のフォーマットで表示できるようになりました。
(KENDRIX画面サンプル)おとログ(創作ログ)通常画面と出力用画面(新機能)

さらなる詳細についてはKENDRIX Mediaの新機能紹介記事をご覧ください。
KENDRIXはクリエイターの活動をサポートするテクノロジーの活用を通じてイノベーションを推進し、音楽の創作の未来を支えていきます。
■プチリリとは
株式会社シンクパワーが運営する歌詞配信サービス。歌詞データを登録すると、本サービスの歌詞データを利用する20以上の音楽サービスでも歌詞が表示される。
https://petitlyrics.com
■KENDRIXとは
「すべての音楽クリエイターが Creation Ecosystem に参画できる世界へ」というコンセプトのもと音楽クリエイターが安心して楽曲を発表でき、適正な対価還元を受けるための各種手続きのハードルを下げることを目的としたクリエイターDXプラットフォームです。
ブロックチェーン技術を用いて、いつ誰がその音楽ファイルを所有していたのか、という楽曲の存在証明を発行できるサービスを提供しています。
さらに、eKYCによるクリエイターの本人認証機能と、フィンガープリントなどの楽曲認識技術を用いた音源類似チェック機能も備えているため、生成AIの急速な発展に伴いより重要性が増している「著作物の真正性」と「著作者の本人性」を支える唯一無二のシステムとして、多くの音楽クリエイターにご利用いただいています。
※2022年10月31日のリリース以降、累計で3,000名を超えるクリエイターにご利用いただいており、18,000件以上の音源データが登録されています(2026年7月時点)。
■関連情報
YouTube「KENDRIX」チャンネル
KENDRIXの利用が想定される音楽制作の現場を紹介するコンテンツや、KENDRIXで改善したい権利やお金に関する課題のポイントなどを分かりやすく解説するコンテンツを随時公開していきます。
KENDRIX Media
KENDRIXがターゲットとするユーザー向けに、KENDRIX関連情報のみならず、音楽クリエイターのインタビューや音楽活動で役立つ情報などを幅広く発信しています。

