日本音楽著作権協会(JASRAC)は10月7日、福島大学(福島県福島市)および早稲田大学(東京都新宿区)でJASRAC寄付講座を開講しました。
■福島大学
テーマ:「知的財産の基礎知識」 シラバス
日常生活に身近な知的財産制度について、事例を通じて制度の必要性や概要を学びます。特に著作権の分野については、クリエイターなどの外部講師を招き、当事者の視点から現場の実務課題やその解決方法を解説します。
■早稲田大学
テーマ:「著作権法特殊講義~著作権法をめぐる理論と実務の最前線~」 シラバス
外部講師を招き、著作権法の応用的かつ実務的論点を幅広く取り上げます。研究者による理論的な解説と、実務家による現場視点の講義を組み合わせ、受講生との議論を通じて、著作権法への実践的で多面的な理解を深めます。

JASRACは、今後も教育・研究への支援を通じて、音楽文化の発展に寄与する取り組みを進めてまいります。
「寄付講座JASRACキャンパス」とは
著作権に関する法律や制度、JASRACの管理事業に関する教育・研究を充実させることを目的とした音楽文化事業です。この事業では、文化芸術および著作権が尊重される社会の実現につながる新たな価値の創造または人材の育成を目的とした講座を募集し、選考の上、決定した大学などに講座を設置・運営するための費用相当額を寄付します。