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Recruit求める人物像
~採用担当からのメッセージ~

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人事部長福岡孝仁1999年JASRAC入社。法学部卒。ビデオグラムの制作や店舗等での音楽利用に関するライセンス発行業務、権利者からの届け出に基づき作品データベースをつくる業務などを担当。2013年に人事部へ異動し、2018年に人事部課長に就任。2023年から現職。

目まぐるしい環境の変化の中でJASRACに求められること

JASRACの基幹業務は、音楽の利用者からの申請に対してライセンスを発行し、お支払いいただいた使用料を、著作権の委託者である音楽クリエイター等の権利者へ分配するという極めてシンプルなものです。そして、音楽は、コンサートやお店でのBGM、カラオケ、映画、テレビ、音楽配信、動画投稿サイト、ゲームなど、私たちの暮らしのあらゆる場面にあります。時代によって使われ方に変化はあっても、音楽そのものは、人の営みとともにあり続けます。ライセンスの対象が普遍的なものであるということは、JASRACの強みです。

では、JASRACは、利用者からの申請をただ待っていればよいのかというと、そうではありません。目まぐるしい技術の進歩によって、音楽の使われ方もどんどん複雑化・多様化している中で、JASRACは、音楽クリエイターにより多くの対価を還元することを目指しています。そのためには、例えばインターネットを介した大規模なサービスを展開する利用者に対して、相手の事業をより良い形で成立させるような提案をするなど、利用者のニーズに合わせたライセンスの形態を提供することが必要です。そしてJASRACは、そのような提案ができる組織であるために、採用要件として「挑戦する力」「本質を見極める力」「迅速な対応力」「協働する力」の4つを掲げています。

私がJASRACで働くことを選んだ理由

私はシンセサイザーが好きで、DTMにも興味を持っていました。また、学生時代には法律を学んでおり、日々その難しさと格闘していました。
JASRACの採用試験を受けたのは、そんなときに、JASRACで働いている大学のサークルの先輩から仕事や職場の話を聞いて、音楽クリエイターが創作に専念できるように支えるという理念に共感したことがきっかけでした。作品を生み出す活動を継続することの難しさを想像できたことと、利用する手続きにハードルの高さを感じている方に対して、納得して使用料をお支払いいただけるようご案内ができるのではないかと思ったことから、ここなら自分が自然体で働くことができそうだと思いました。

入社してから現在までの経験を振り返ってみると、JASRACは、音楽の権利者からも利用者からも頼られる存在であり、その仕事の醍醐味は、よりよい著作権管理を行うためのヒントを、双方とのコミュニケーションの中で引き出していくという点にあると感じます。特に音楽クリエイター等に対して、著作者が亡くなったあと70年続くことを見据えた著作権管理サービスを提供し、「この人たちに任せておけば大丈夫」という安心と信頼感を持ってもらうためには、相手の心情や態度を理解することや、新しいものに貪欲であること、想定外の事態にも冷静かつ迅速に対応できることが必要で、それはAIでは代替できない、人間にしかできない仕事です。

あなたの知識や経験、能力を、未来の音楽のために生かしてほしい

JASRACは、非営利の一般社団法人です。一般企業との違いは、利用者からお支払いいただいた使用料を権利者に分配することにより単年度決算で帳簿上利益を残さない点で、基本的にはやること、求められることに違いはありません。著作権の委託者への分配額を1円でも多くできるよう努力し、長い目で見て音楽文化の発展を支えていく。そのため、JASRACには、法律の知識や音楽の経験の有無、文系・理系を問わず、多種多様なバックボーンを持つ人が活躍できるフィールドがあると考えています。

ぜひたくさんの方にご応募いただき、その一人一人とお会いできることを楽しみにしています。

\ JASRACが求める4つの力 /

  1. 挑戦する力

    音楽文化の発展のために、既存のルールにとらわれない自由な発想で、新たな一歩を踏み出し、挑戦していくことが大切です。

  2. 本質を見極める力

    クリエイターとユーザー双方のメリットを最大化するためには、複雑な案件でも、ポイントを体系的に整理して、相手のニーズを的確にとらえることが求められます。

  3. 迅速な対応力

    音楽利用の多様化や、データ処理量の増大など、変化する社会環境に合わせて管理方法をアップデートしていくために、正確かつ迅速に対応していくことが必要です。

  4. 協働する力

    相手の気持ちへの理解・配慮をもとにコミュニケーションをとり、チームワークを発揮して組織の成果を最大化させることが求められます。

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