1983年生まれ 神奈川県相模原市出身
シンガーソングライター
2006年、CMソング「君はゆける」でメジャーデビュー。これまでに3枚のオリジナルアルバムをリリースするほか、多くのアーティストに楽曲提供を行い、様々なバンド・アーティストのツアーサポートを務めるなど、幅広い音楽活動を行っている。2016年でデビュー10周年を迎える。
2013年1月からJASRACメンバー。
■磯貝サイモンofficial website
http://isogaisimon.net/
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※応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!
※磯貝 サイモンさんへのインタビュー取材の様子をニコニコ動画「JASRACちゃんねる」で公開中!
はじめに、音楽との出会いを教えてください。
「サイモン」さんというお名前は本名だとお聞きしました。
磯貝:別に音楽一家だったわけではなくて、父親がサイモン&ガーファンクルがすごく好きで、この名前をつけられたんです。小さい頃はサイモン&ガーファンクルの曲が童謡と同じようにずっと流れている家庭で、生まれる前から胎教で聴かされていたらしく(笑)。おかげで、タイトルは未だに知らないけどどれも全部聞いたことがあるという、僕の中でサイモン&ガーファンクルはちょっと不思議な存在ですね。
小さい頃から楽器は習っていましたか?
磯貝:この名前で音楽をやらない人になっては困るということで、両親に言われて4歳の頃から音楽教室に通い始めました。家でちゃんと練習して、毎週レッスンに通っていましたね。この頃は練習が好きだったみたいです(笑)。家にあった小さいキーボードを弾いたり、ドラムスティックでソファを叩いたりして遊んでいました。音楽教室は数年でやめたのですが、それをきっかけに演奏することが好きになりました。ポピュラーアンサンブルコースというちょっと変わったコースに通っていたので、そこでドラムの基礎も学びましたね。
楽譜は読めるようになりましたか?
磯貝:音楽教室に通っていたおかげで読めるようになりました。ただクラシックのレッスンではなかったので、難しい曲を初見で弾ける程ではなく、頑張って解読して練習して弾けるようになったという感じです。今でも楽譜はちょっと苦手で、たくさん音符が出てくると未だに苦労します。
音楽教室をやめた後、ピアノを弾く機会はありましたか?
磯貝:小学生の頃に合唱コンクールがあって、ピアノ伴奏者を生徒から募っていたので、当時歌が得意でなかった僕はピアノに立候補して、音楽の先生に教えてもらいながら久石譲さん作曲の『君をのせて』など何曲か弾きました。ただ自宅にはピアノがなかったので、放課後や昼休みに音楽室で練習してましたね。
中学校で何か部活はやっていましたか?
磯貝:中学3年生まではサッカーをやっていましたね。平日は放課後に練習があって、土日もやっぱり練習でした。どろんこ少年でしたよ。母親の洗濯が毎日大変そうでした(笑)。
サッカー少年だったんですね。ところでスタジオにはギターがたくさんありますが、いつから弾き始めたんですか?
磯貝:中学校に入ってハードロックにはまりまして、MR.BIGをよく聴いてました。ハードロックを聴き始めたら、やっぱり「エレキギターが欲しいな」って。最初は音楽番組を見ながら家に昔からあったアコギで真似していた程度だったんですけど、親にエレキギターをプレゼントしてもらってからは毎日練習するようになりました。
サッカーにギターに、忙しい毎日でしたね。
磯貝:夜7時頃に部活から帰ってきて、ハードロック系のギター雑誌に載っている楽譜を見ながら毎日何時間も練習している中学生でしたね。
歌い始めたのはいつ頃ですか?
磯貝:高校生の頃、「ゆず」がきっかけで歌うようになりました。友達と「ゆず」をコピーしながら、オリジナル曲もつくって歌ってましたね。先ほども話したように、それまではあまり歌が得意ではなくて。中学生の頃は、友達とカラオケに行ってもぜんぜん声が出なくて、高いところは出ないし、すぐに声がひっくり返るような感じでした。
上手く歌えるようになったきっかけはありますか?
磯貝:高校でほぼ毎日歌っていたからですかね。ピッチはまだ安定しないけど、歌声はある程度出るようになりました。でも当時の練習を録音したテープをたまに聞くとほんと下手なんですよ。今思えば、下手でも毎日頑張って歌っていたのが経験として活きているのかなって。
発表する場はあったんですか?
磯貝:主に文化祭で発表していました。あとは、帰宅部だったのに軽音楽部の定期演奏会とかクリスマスコンサートなんかに勝手に混ざったりしてましたね。
1番最初につくった曲は覚えていますか?
磯貝:学生の頃につくった「raindrops」という曲です。
当時はどんな風に作曲されたんですか?
磯貝:なにせもう20年近く前の話ですからね、あまりよく覚えてないです(笑)。たぶんギターでつくってたのかな。それをどういう風に録ってたんだろう。その後、高校に入ってからMTRでちゃんとレコーディングをしたので形には残ってます。子供の頃につくった曲は8~9分とやたらと長い曲が多くて、その曲もデモを聴いたら7分位の長さでした。「raindrops」に関しては、今は4分くらいの作品に整理をして、最近になってライブで歌ってるんですよ実は。
今もその曲を歌い続けているのは、当時から変わらない核となるものがあるからでしょうか?
磯貝:どうでしょうね。やはり自分の生み出したものですからね。かわいいんでしょうね(笑)。
音楽の道に進もうと決心されたきっかけは?
磯貝:文化祭でライブをするとなった時に、知り合いにたまたまプロのPAの方がいて、機材を持ってきてもらいオペレートもしてもらったことがあったんです。その方がライブを観て気に入ってくれて、音楽関係者を紹介してくれました。紹介してもらった方に、「高校を卒業したら東京でライブをしてみたら」と勧められ、卒業後、すぐに東京のライブハウスで活動を始めました。当時はまだアマチュアの対バンライブで、30分くらいしか持ち時間はありませんでしたね。
磯貝さんのプライベートスタジオ
【使用機材】
- YAMAHA / CP1
- RME / FireFace UFX
- Focusrite / Liquid 4 Pre
- YAMAHA / HS80M
- Freedom Custom Guitar Research / Green Pepper
- Epiphone / CASINO
- Fender USA / Jazz Master
- Epiphone / CORTEZ FT-45N
- Martin / D-41SQ
- YAMAHA / L-5
- Fender USA / Precision Bass
- Matchless / Lightning’15
- 3 Monkeys / SOCK MONKEY 1812
- Ampeg / B-100R
- Mesa Boogie / Studio22
- Electro Voice / SX300
- AMCRON / XLS2000
- Mackie / ONYX 1640 Firewire
- Rogers / holiday model
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