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インタラクティブ配信
1. 増加する利用曲目報告とJASRACの対応

インタラクティブ配信は、全ての音楽利用が電子的に管理されており、利用者である音楽配信事業者側が利用楽曲を予め特定できることから、JASRACは、同事業者から利用楽曲全曲の報告を受け、正確かつ迅速な請求・分配に努めています。
JASRACに報告される利用楽曲の数は、ここ数年、前年比およそ1.5倍のペースで急増しており、平成22年度には延べ7億9千万曲に達しています。
こうした現象は、音楽配信市場の拡大とそれに伴うサービス数の増加に起因するものですが、例えばダウンロード形式による配信の場合、従来のパッケージソフトでの「廃盤」といった扱いがなく、ユーザーがリクエストできる状態に常時おかれている(送信可能化されている)楽曲が毎月増える一方であることも要因となっています。
今後は動画配信の台頭など、さらなる市場の拡大が見込まれるため、利用楽曲数は一層増加すると考えられます。
こうしたことから、JASRACに対する報告に必要な情報をとりまとめる音楽配信事業者の作業量も、報告を受け付けて請求・分配処理をするJASRACの作業量も、どちらも作業負荷が高まってきています。
そこでJASRACをはじめとする著作権管理事業者と音楽配信事業者が、双方の作業負荷の軽減等を目的に平成21年3月、一般社団法人著作権情報集中処理機構(CDC)を設立し、平成22年4月から、フィンガープリント技術を用いた楽曲検索や利用曲目報告データの一括作成などを可能とする著作権情報集中処理システム「FluZo(フルゾ)」の運用を開始しました。