一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC

HISTORY沿革

原点は、音楽クリエイターの熱意。

「日本の、これからの音楽のために!」
1939年、音楽クリエイターをはじめとする68人が集結しました。
JASRACの前身・大日本音楽著作権協会の創立です。

その日から、80有余年。
JASRACの活動がクリエイターファーストであることは揺るぎません。

明日の音楽クリエイターが
安心して創作できる環境を整え、
素晴らしい音楽を人々の心へ届けていく。

創立時の熱意は、JASRACの信念として
これからも引き継いでいきます。

JASRAC80年史
1939
作詞家・作曲家ら68人が発起人となり、
社団法人大日本音楽著作権協会を設立
仲介業務法が施行。著作権に関する仲介(管理)業務実施の許可を受ける
著作権信託契約の第1号は島崎藤村
1940
初代会長・水野錬太郎
初代会長に水野錬太郎が就任
関西出張所(現在の大阪支部)を開設 
1941
中部出張所(現在の中部支部)、
北海道出張所(現在の北海道支部)を開設
1946
第2代会長・国塩耕一郎
第2代会長に国塩耕一郎が就任
1948
第3代会長・中山晋平
社団法人日本音楽著作権協会と名称を変更
キャバレーなど社交場の利用許諾を開始
第3代会長に作曲家の中山晋平が就任
1950
外国作品の演奏権の管理を開始
1952
JASRACマーク
JASRACマークを作成
九州出張所(現在の九州支部)を開設
1953
第4代会長・西条八十
第4代会長に詩人・作詞家の西条八十が就任
外国作品の録音権の管理を開始
1954
中四国出張所(現在の中国支部)を開設
1955
北陸出張所(現在の北陸支部)を開設
1956
万国著作権条約が発効
1957
「JASRAC」が正式略称になる
1958
東北出張所(現在の仙台支部)、静岡出張所(現在の静岡支部)を開設
1960
CISAC(著作権協会国際連合)に加盟
1964
関東出張所(現在の東京支部)を開設
1965
第5代会長・堀内敬三
四国出張所(現在の四国支部)を開設
第5代会長に作詞・作曲家の堀内敬三が就任
1966
録音テープの利用許諾を開始
1971
第6代会長・
サトウハチロー
現行著作権法施行
第6代会長に作詞家のサトウハチローが就任
社交ダンス教室の利用許諾を開始
1974
第7代会長・古賀政男
第7代会長に作曲家の古賀政男が就任
1977
第8代会長・勝承夫
事務処理を効率化するためのオンライン・システムが稼働
第8代会長に詩人・作詞家の勝承夫が就任
1980
第9代会長・服部良一
第9代会長に作曲家の服部良一が就任
1982
年間の使用料分配額が多かった楽曲の権利者を表彰する「JASRAC賞」新設
第1回JASRAC賞贈呈式
1984
アジア初となるCISAC(著作権協会国際連合)総会を東京で開催
レコードレンタルの利用許諾を開始
1985
大宮支部、横浜支部を開設
1986
京都支部を開設
1987
許諾ステッカー
(カラオケ等)
飲食店や旅館でのカラオケの利用許諾を開始
(小規模施設は当面使用料を免除)
那覇出張所(現在の那覇支部)を開設
1989
第10代会長・吉田正
カラオケ歌唱用貸室(カラオケボックス)の
利用許諾を開始
第10代会長に作曲家の吉田正が就任
著作物使用料分配額が500億円を超える
1991
「作品・権利者データベースシステム」を稼働
1994
第11代会長・黛敏郎
JASRACへの管理委託者が1万を超える
第11代会長に作曲家の黛敏郎が就任
1995
第12代会長・遠藤実
第12代会長に作曲家の遠藤実が就任
1996
コミュニティ放送等の利用許諾を開始
作品届の効率的な管理のため「作品届データベース」を稼働
1997
本部事務所を現在の渋谷区の代々木上原に移転
定款の事業項目に
「音楽文化の振興に資する事業」を追加
1998
カラオケを利用する飲食店などの小規模施設の使用料免除を終了
定款の事業項目に「著作権思想の普及に関する事業」を追加
商用のインタラクティブ配信の利用許諾を開始
1999
作品データベース検索サービス「J-WID」を公開
著作物使用料分配額が1,000億円を超える
2001
第13代会長・星野哲郎
著作権等管理事業法施行(仲介業務法は廃止)
第13代会長に作詞家の星野哲郎が就任
非商用のインタラクティブ配信の利用許諾を開始
2002
許諾ステッカー
(BGM)
管理委託範囲の選択制を導入
飲食店等でのBGM(録音物の再生、有線放送の伝達)の利用許諾を開始
2004
第14代会長・船村徹
第14代会長に作曲家の船村徹が就任
インターネット上での利用申請
システムの運用を開始
2006
インターネットCMの利用許諾を開始
2010
第15代会長・都倉俊一
第15代会長に作曲家の都倉俊一が就任
一般社団法人へ移行
2011
フィットネスクラブの利用許諾を開始
東日本大震災からの復興と被災地の音楽文化振興を支援する
こころ音プロジェクト」を開始
2012
カルチャーセンターの利用許諾を開始
2014
創立75周年を機に「永年正会員表彰」と「JASRAC音楽文化賞」を新設
第1回JASRAC音楽文化賞贈呈式
2015
インターネット上でライブハウスの利用曲目を報告できる
システムの運用を開始
ストリートダンスなど、社交ダンス以外のダンス教室の利用許諾を開始
2016
第16代会長・いではく
第16代会長に作詞家の、いではくが就任
歌謡教室の利用許諾を開始
2017
パチンコ店等における遊技機での上映等の利用許諾を開始
若手音楽クリエイターに向けたイベント「Creator's Path」を開始
2018
著作権の保護期間が著作者の死後50年から70年に延長
音楽教室の利用許諾を開始
長期ご契約者に対する感謝制度を創設
2019
CISAC(著作権協会国際連合)の総会を東京で開催
2020
信託契約申込金を無料化
2021
店舗での利用楽曲を自動特定するデバイスのトライアルを実施
2022
第17代会長・弦哲也
第17代会長に作曲家の弦哲也が就任
知的財産権の研究を支援する
「JASRAC国際フェローシップ」を創設
ブロックチェーン技術を活用した楽曲情報管理
システム「KENDRIX」のサービスを開始
2023
JASRACへの管理委託者が2万を超える