一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC

About Us会長挨拶

音楽の力を信じて
音楽文化の発展のために

JASRAC会長の作曲家・弦哲也でございます。

JASRACは1939(昭和14)年、当時第一線で活躍していた作詞家、作曲家が集まって設立され、それ以来、音楽作家が正会員、理事としてJASRACの運営に参画してきました。会長も、作家の代表が担ってきました。私は、作家、音楽出版社の正会員の皆さまからご支援をいただき、2022年に会長に就任いたしました。歴代の会長に比べたら誠に未熟者ですが、日本そして世界の音楽のために力を尽くしてまいります。

私たち作家と音楽出版社の役割は、音楽を楽しむ皆さまに愛される楽曲を作り、届けることです。私も50年を越える音楽活動を通して、一曲一曲に誠心誠意向き合ってきました。作家や音楽出版社の活動 の源となるのが、音楽著作権です。JASRACは、音楽を利用される皆さまからお支払いいただいた使用料を、作家や音楽出版社などの権利者に分配する役割を担っています。私たちが生活し、活動に専念するために、なくてはならない大切な存在です。

音楽や音楽著作権を取り巻く環境は、かつてない速度で変化を続けています。JASRACも常に自らの活動や仕組みを見直しながら、前進しています。理事会や各種の委員会には作家や音楽出版社の代表が参加し、力強く議論しています。私も、長く音楽を利用される皆さまに感謝を伝えるため、各地を訪ねています。

紛争や災害など、私たちは不確実な時代に生きています。音楽はどんなときでも人に寄り添い、慰め、励ます力であり、不可欠な存在だと私は信じています。これからも音楽文化の発展のため、日本と世界の平和のため、一生懸命に取り組んでまいります。皆さまのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)

会長 弦哲也