「電子透かし」技術の 国際評価プロジェクト「ＳＴＥＰ２０００」を発表ＪＡＳＲＡＣは６月１５日、記者会見を行い、デジタル化・ネットワーク化時代の著作権保護に不可欠な電子透かし技術の能力評価実験を国際的プロジェクト「ＳＴＥＰ２０００」で実施することを発表しました。
このプロジェクトは，ＪＡＳＲＡＣとＣＩＳＡＣ（著作権協会国際連合）、ＢＩＥＭ（録音権協会国際事務局）を実施主体として、ＡＳＣＡＰ（米）、ＧＥＭＡ（独），ＳＡＳＥＭ（仏）など世界の主要な著作権管理団体が支援団体として参画します。具体的な実験業務等については、プロジェクトリーダーのＪＡＳＲＡＣが(株)野村総合研究所に委託して実施、実証実験では、音楽コンテンツにＩＳＷＣ（世界標準の作品コード）と不正コピー防止機能に見合うデータ量を電子透かしで埋め込み、その上で音質の低下を最低限にすることなど高度な技術が要求されます。ＪＡＳＲＡＣは、この実験への参加を世界の先端企業に呼びかけ、応募のあった技術の能力評価実験を踏まえ、プロジェクトが認定した技術をもつ企業名を９月１５日以降に公表する予定です。
「ＳＴＥＰ２０００」のプレス・リリースについては、こちらをご覧下さい。
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