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プレスリリース

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2023年3月27日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

2023年3月分配実績および2022年度通期の分配実績
-2022年度通期の分配額は過去最高の1,256億円余となりました-

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、3月13日、作家・音楽出版社等の権利者に著作物使用料を分配しました。2023年3月の分配額は、364億2,283万7,819円(前年度同期比110.4%)となりました(※1)。

この結果、2022年度通期(2022年6月、9月、12月および2023年3月の4期合計)の分配額が確定し、1,256億4,786万4,749円(前年度比108.3%)となり、2020年度の過去最高額を更新しました。この分配額は、主に2021年度下半期(2021年10月~2022年3月)と2022年度上半期(2022年4月~9月)の使用料収入が反映されたものです(※2)。

<利用分野別の主なトピックス(2022年度通期)>

 演奏会等・
 大規模演奏会等
新型コロナウイルスの影響を受けた前年度に比べ市場が回復傾向にあることから、演奏会等は約50.5 億円(前年度同期比157.3%)、大規模演奏会等は約18.9 億円(前年度同期比503.4%)となりました。
 社交場カラオケ・
 通信カラオケ
新型コロナウイルスの影響を受けた前年度に比べ市場が回復傾向にあることから、社交場カラオケは約100.0億円(前年度同期比107.5%)、通信カラオケは約58.0億円(前年度同期比111.8%)となりました。
 インタラクティブ配信
動画配信サービスや音楽サブスクリプションの市場が好調を維持していることから、約414.6億円(前年度同期比116.4%)となりました。インタラクティブ配信の分配額が400億円を超えたのは初めてです。
 授業目的公衆送信補償金 一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)から受領した補償金の分配を開始しました。2021年度分の補償金は2回に分けて受領し、それぞれ2023年3月と6月に分配します。3月の分配額は、約4,200万円となりました。



2022年度通期の分配対象楽曲数は、299万954曲です。分配対象の権利者数は、音楽出版社を通じた分配を含めますと、著作者7万9,765人、音楽出版社3,025社です。このほか、120の外国団体を通じて39万2,345人の著作者、4万8,888社の音楽出版社にも使用料が分配されます。

JASRACは、今後もクリエイター・権利者への対価還元を通じて、音楽産業および音楽文化の発展に努めてまいります。

※1 権利者への送金の際、上記分配額から管理手数料、所得税等を控除します。また、分配日程は、当初の予定から前倒ししています(既報: 2022年2月4日「著作物使用料の分配日程の前倒しについて」)。
※2 使用料の入金から分配までに要する期間は科目によって異なります。

(参考資料)2023年3月・2022年度通期分配実績表


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