ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです


プレスリリース

  • twitter
  • facebook
  • line

2022年6月20日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

「JASRAC国際フェローシップ」の創設について
-著作権を含む知的財産権を研究する在外研究員の募集を開始-

jasrac_global_fellowships.jpg

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、著作権を含む知的財産権の研究者が海外の研究機関で一定期間研究を行うことを支援する事業「JASRAC国際フェローシップ」(JASRAC Global Fellowships)を創設しました。これに伴い、初めて採用する在外研究員を以下のとおり募集します。

近年、著作権制度は複雑化・高度化しており、海外の動向を踏まえた幅広い知識を持つ研究者を育成する必要性が高まっています。このような状況から、JASRACは、著作権を含む知的財産権制度に関する建設的な提言を行うことができる優れた人材の育成に資することを目的に、研究者の在外研究活動への支援を開始することとしました。

本事業では、在外研究員として採用する研究者に、海外の研究機関で研究を行うために必要となる渡航費、滞在費、調査研究費などの費用を幅広く支給することで、研究活動を支援します。

【募集の概要】

募集期間 2022年8月1日から同年9月30日まで
採用予定者数 1人~3人
応募資格 ・日本国内に所在する大学、大学院、法律研究機関又は著作権関係団体に所属し、著作権を含む知的財産権を研究していること
・応募時点で40歳未満であること
など
支援の内容 支度金、渡航費、滞在費(年間最大600万円)、調査研究費、傷害保険料などを支給する
在外研究期間 原則1年間(延長制度あり)
選考方法 選考委員会による書面審査及び面接審査を経て、理事会で決定する
(選考日程は2022年10月~12月を予定)



募集についての詳細はこちらをご覧ください。

JASRACは、音楽文化の普及発展に寄与することを目的として、2019年度に委託者共通の目的にかなう事業(これを「音楽文化事業」と呼んでいます。)のための支出の制度(※)を新たに導入しました。今回の「JASRAC国際フェローシップ」は、アジア・太平洋地域の著作権管理団体と連携して取り組むシステム開発事業と共に、初めて実施する音楽文化事業となります。

※著作権者に分配することができず分配保留となっている使用料等のうち、保留開始から10年以上が経過した分を委託者共通の目的(文化芸術の普及発展に寄与する目的)にかなう事業のための支出に充てる制度。事業の内容は有識者で構成する委員会における検討結果を踏まえ、理事会で決定する。

<添付資料>
2022年度 JASRAC国際フェローシップ 在外研究員募集要項


ページの終わりですページの先頭へ戻る