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プレスリリース

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2021年12月16日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

英国の著作権管理団体(PRS)との演奏権の相互管理契約を更改しました

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、英国の著作権管理団体であるPRS(PERFORMING RIGHT SOCIETY LIMITED)との演奏権の相互管理契約を更改しました。この更改により、新たにPRSの管理地域となった中東6カ国も管理委託の対象としたほか、日本に課せられている著作権保護期間の戦時加算義務(※)について、PRSがその権利を放棄することになりました。更改後の契約の発効は、2022年1月1日となります。

JASRACとPRSは1952年に演奏権の相互管理契約を締結し、日本と英国の楽曲がそれぞれの国で適法に利用できる環境と権利者への対価還元の機会を確保してきました。

PRSの管理地域に中東地域が加わったことを受け、今回の契約更改に当たり、アラブ首長国連邦、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、バーレーンの中東6カ国について、JASRACの管理著作物の演奏権の管理をPRSに委託することになりました。

また、今回の契約更改により、PRSが著作権保護期間に関する戦時加算の権利を放棄することとなりました。米国ASCAP・BMIに次ぐ3番目の放棄となります。

※ 戦時加算義務の概要やJASRACの取り組みの詳細については以下のページをご覧ください。 https://www.jasrac.or.jp/senji_kasan/index.html

JASRACは今後も、世界の著作権管理団体との連携により、楽曲の海外展開を支えるとともに、日本国内で世界中の音楽を適法に利用できる機会を確保することを通じて、音楽産業および音楽文化の発展に努めてまいります。


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