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プレスリリース

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2021年9月30日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

2021年9月分配期における著作物使用料の分配実績
分配額は289億円余、前年度同期比98.0%

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、9月10日、作家・音楽出版社等の権利者に著作物使用料を分配しました。2021年9月の分配額は、289億977万5,450円、前年度同期比98.0%となりました(※1)。

JASRACは音楽のご利用者からお支払いいただいた著作物使用料を、年に4回(3月、6月、9月、12月)、権利者に分配しています。2021年9月の分配は、主に2021年1月から6月の使用料収入を反映したものです(※2)。多くの利用分野で新型コロナウイルス感染症の影響が生じています。

<利用分野別の主なトピックス>

演奏会等・大規模演奏会等 公演数の減少や公演規模の縮小により、演奏会等については約6.7億円(前年度同期比42.2%)、大規模演奏会等については約1,658万円(同2.9%)となりました。
オーディオディスク 前年度同期は製品の発売中止や延期が相次ぎました。今期は回復傾向が見られるため、約20.9億円(前年度同期比148.2%)となりました。
広告目的複製・
ゲーム目的複製
広告目的複製は、JASRAC管理楽曲を利用した広告の増加等により約4.5億円(前年度同期比141.3%)となりました。ゲーム目的複製は、配信ゲームアプリの複製使用料の増加等により約8.2億円(同113.2%)となりました。
インタラクティブ配信 サブスクリプションサービスや動画配信サービスの市場が好調を維持していることなどから、約88.6億円(前年度同期比101.8%)となりました。


分配対象楽曲数は、221万7,496曲です。分配対象の権利者数は、音楽出版社を通じた分配を含めますと、著作者6万7,360人、音楽出版社2,724社です。このほか、112の外国団体を通じて30万882人の著作者、3万5,964社の音楽出版社にも使用料が分配されます。

JASRACは、今後もクリエーター・権利者への対価還元を通じて、音楽産業および音楽文化の発展に努めてまいります。

※1 権利者への送金の際、上記分配額から管理手数料、所得税等を控除します。また、分配日程は、当初の予定から前倒ししています(既報: 2021年2月4日「著作物使用料の分配日程の前倒しについて」)。

※2 使用料の入金から分配までに要する期間は科目によって異なります。

(参考資料)2021年9月分配期 分配実績表


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