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プレスリリース

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2020年5月20日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

2019年度の事業等について

日本音楽著作権協会(JASRAC)の2019年度著作物使用料の徴収・分配等の状況をお知らせします。詳細は添付資料をご確認ください。なお、例年5月に実施している記者会見につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、開催を見送ることとしました。

<2019年度使用料徴収・分配の概要>
2019年度の使用料徴収額は1176.9億円、分配額は1170.5億円となり、いずれも過去最高額となりました。使用料徴収については、音楽・動画のサブスクリプションサービス、大規模コンサートを中心とする各種イベントや広告、家庭用ゲームソフト等における利用が好調であったことが主な要因です。東日本大震災の影響が生じた2011年度以降の徴収額・分配額の内訳では、インタラクティブ配信が大きく伸びています。添付資料(4・5ページ)のとおり、2019年度に初めて、複合(インタラクティブ配信および通信カラオケ)の徴収額・分配額が、録音の徴収額・分配額を超えました。なお、新型コロナウイルス感染拡大による使用料徴収・分配への影響は、2020年度以降となる見込みです。

<新型コロナウイルス感染症への対応等について>
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、カラオケ、生演奏等により音楽をご利用になるお店がご営業や音楽利用を休止する場合には、休止期間の使用料請求を停止する措置をとっています。また、3月5日には、授業目的公衆送信補償金制度の実施(4月28日)に先立ち、臨時休業している教育機関が授業の一環として行うJASRAC管理著作物の公衆送信(教材データの一斉送信等)について、事態の緊急性・重要性を踏まえ無償で許諾することとしました。このほか、政府に対し、多大な影響が生じている音楽業界に対する格別な支援を求めるなどの対応を行っています。

新型コロナウイルスの感染拡大は音楽業界全体に影響を与えており、作詞家、作曲家も例外ではなく、演奏等による作品の利用機会が著しく損なわれています。JASRACとしましては、作詞家、作曲家、音楽出版社等の委託者はもちろん、創造のサイクルを支える音楽の利用者の皆さまとも連携しながら、この困難を乗り越え、音楽産業および音楽文化の発展に努めてまいります。

【資料】
2019年度の事業等


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