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プレスリリース

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2019年8月 7日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

音楽文化振興事業「楽しく学ぼう!アンサンブル」
―第6回は札幌市立北辰中学校で合唱指導を実施―

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は、7月15日(月)、音楽文化振興事業「JASRAC音楽講座『楽しく学ぼう!アンサンブル』」の第6回を開催しました。

 「楽しく学ぼう!アンサンブル」は、オーケストラ、室内楽、音楽大学など第一線で活躍するプロの演奏家を講師として招き、中学校・高等学校の合唱部や吹奏楽部の生徒のレベルに合わせた丁寧な指導を行う音楽文化振興事業です。また、生徒が楽曲の創作者について考える機会として、合唱・演奏指導と併せてJASRAC職員が著作権に関する講座を行っています。

 今回は、内藤淳一氏(札幌大谷大学客員教授、札幌大谷中学校・高等学校教諭、作編曲家)を講師に迎え、札幌市立北辰中学校の合唱部の生徒29名を対象に合唱指導を行いました。前半は内藤氏のピアノの即興伴奏に合わせてヒットソングを全員で歌い、後半は技術的な指導が行われました。

 内藤氏が、楽譜や歌詞に込められた創作者の意図や世界観を理解することの大切さを伝えると、助言を受けた生徒達の歌声がより洗練されたものになりました。

 また、JASRAC職員による著作権講座では、違法サイトや違法アプリがもたらす危険性について具体例を挙げて解説し、楽曲の利用の対価が次の創作を支えていく「創造のサイクル」の重要性を伝えました。

参加者・講師の全員で記念撮影

合唱指導を行う内藤氏

 JASRACは音楽著作権の管理事業にとどまらず、大学への寄付講座の開設、シンポジウムの開催、コンサートや演奏指導などの事業を通じて、今後も音楽文化の普及・発展に資する取り組みを進めて参ります。

参加生徒の感想

〇 今まで"感情をこめて歌う"ということを、ぼんやりとしか意識していませんでしたが、「悲しい気持ち」を表現するには「子音をたてて歌う」など、具体的な歌い方を学ぶことができました。指導していただいたことを意識して歌うたびに合唱が楽しくなりました。

〇 即興で曲のリズムや音の強弱、歌詞に込める思いを変えながら合唱ができて面白かったです。 また、普段教わることのなかったリズムの刻み方についても学べてとても楽しかったです。

〇 JASRACについて何も知りませんでしたが、今回の講座でJASRACの大切さを知りました。また、きちんとした対価を払うことで、好きなアーティストの曲が守られているということも知りました。


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