2019年6月25日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)
CISAC総会における決議書を文化庁へ提出しました
6月25日、日本音楽著作権協会(JASRAC)は、協同組合日本映画監督協会、協同組合日本脚本家連盟、一般社団法人日本美術家連盟、一般社団法人日本美術著作権協会とともに文化庁を訪問し、5月30日に開催されたCISAC(著作権協会国際連合)総会で採択された決議のうち、日本に関係する以下の三つの決議書を内藤敏也審議官に手渡し、日本政府の対応を求めました(English page)。
<決議書の主な内容>
1 日本における私的複製補償金制度に関する決議
形骸化した日本の私的録音録画補償金制度の回復に向けて、新しい機能的で公平な制度を早急に構築すること(/information/release/19/1906_5.html)
2 日本における美術創作者の追及権に関する決議
現在90カ国以上で立法化されている美術創作者の追及権を日本の著作権法にも導入すること
3 日本映画監督協会への支援に関する決議
映画監督が公正な報酬を得ることを目的とする日本映画監督協会の活動を支持するとともに、公正な報酬を得られるための立法措置をとること
左から |
文化庁・内藤敏也審議官 日本美術家連盟・入江観理事 日本美術著作権協会・吉澤昭博理事長 |
JASRACは、CISACの理事団体として国際的な諸課題に対してリーダーシップを発揮し、各国の著作権管理団体、著作権者などと協調しながら、クリエーターの権利保護・適正な対価還元に努め、これを通じて文化の発展に寄与して参ります。