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2022年3月 9日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

2022年4月1日以降に開催される催物に係る包括使用料へのみなしの利用割合について

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2021年度から、演奏会等の包括使用料について、公演ごとの利用楽曲報告に基づき、JASRAC管理楽曲が利用された割合(利用割合)を反映しています(詳細はこちら)。

公演ごとの利用割合の算出が難しい場合(※1)は、利用割合をみなしで算出しています。みなしの利用割合は年度ごとに見直しをしており、2022年度(2022年4月から2023年3月までの間)は99.9%となりました。算出方法および2022年度に開催される催物のご請求額の計算式は、以下のとおりです。

(2022年度のみなしの利用割合の算出方法)

2020年7月から2021年6月までの期間に、全国で開催されたライブ・コンサート等にて利用され、J-OPUS(オンライン利用申込)によって利用報告を受けた楽曲をもとに、下記計算式により0.999を算出しました。

       <計算式>

JASRAC管理楽曲の演奏回数


JASRAC管理楽曲の演奏回数 + 他の著作権等管理事業者(※2)管理楽曲の演奏回数



(2022年度のご請求額)

        <計算式>

使用料額×利用割合「0.999」+消費税相当額=ご請求額



(ホール型ライブハウスの包括使用料へのみなしの利用割合の反映)

2022年4月から、新たにホール型ライブハウスの包括使用料にも、上記みなしの利用割合を反映いたします。ホール型ライブハウスとは、客に音楽を聞かせることを目的とする施設(いわゆるライブハウス)のうち、ライブ観覧スペースにいる客に対して食事の提供をしない施設をいいます。

※1 公演ごとの利用楽曲報告が行われないショッピングモール、遊園地など
※2 現在、株式会社NexTone1社のみ