日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2021年度から、演奏会等の包括使用料について、公演ごとの利用楽曲報告に基づき、JASRAC管理楽曲が利用された割合(利用割合)を反映しています(詳細はこちら)。
公演ごとの利用割合の算出が難しい場合(※1)は、利用割合をみなしで算出しています。みなしの利用割合は年度ごとに見直しをしており、2022年度(2022年4月から2023年3月までの間)は99.9%となりました。算出方法および2022年度に開催される催物のご請求額の計算式は、以下のとおりです。
(2022年度のみなしの利用割合の算出方法)
2020年7月から2021年6月までの期間に、全国で開催されたライブ・コンサート等にて利用され、J-OPUS(オンライン利用申込)によって利用報告を受けた楽曲をもとに、下記計算式により0.999を算出しました。
<計算式>
JASRAC管理楽曲の演奏回数
JASRAC管理楽曲の演奏回数 + 他の著作権等管理事業者(※2)管理楽曲の演奏回数
(2022年度のご請求額)
<計算式>
使用料額×利用割合「0.999」+消費税相当額=ご請求額
(ホール型ライブハウスの包括使用料へのみなしの利用割合の反映)
2022年4月から、新たにホール型ライブハウスの包括使用料にも、上記みなしの利用割合を反映いたします。ホール型ライブハウスとは、客に音楽を聞かせることを目的とする施設(いわゆるライブハウス)のうち、ライブ観覧スペースにいる客に対して食事の提供をしない施設をいいます。
※1 公演ごとの利用楽曲報告が行われないショッピングモール、遊園地など
※2 現在、株式会社NexTone1社のみ