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2023年10月 4日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

「編曲」作品の取り扱いについて

「編曲」について、JASRAC では以下の2通りの取り扱いを設けています。


1 「編曲審査委員会」での審査を経て理事会で承認された作品

JASRACでは、年4回(2、5、8、11月)開催される編曲審査委員会での審査を経て、理事会で承認された作品を編曲作品(二次的著作物)として管理しています。編曲審査委員会はJASRACの会員から選出された委員で構成され、理事会で定める審査基準に従って審査を行います。原曲の声部を単に異なる楽器に書き分けたものなど、二次的著作物としての創作性を有しないものは編曲作品としては取り扱っていません。


2 「公表時編曲」として届け出された作品

公表時編曲とは、著作物が最初に公表された時に付された編曲のうち、「初めてレコードで発行される時」または「初めてインタラクティブ配信で利用される時」に付された編曲のことをいいます。公表時編曲を行った編曲家・アレンジャーが、カラオケ演奏使用料および業務用通信カラオケ送信使用料の1/12 の分配を受けられる、JASRAC 独自の制度です(分配を受けられるのはJASRAC の委託者である著作者に限られます)。公表時編曲者または音楽出版社から提出される「作品届」に基づき管理しており、編曲審査委員会での審査はありません。

※1、2とも、対象は内国作品のみです。