JASRAC社団法人日本音楽著作権協会
- 使用料の算定方法 -

入場料と会場の定員数から公演1回ごとに算定する方法
入場料の有無により計算方法が異なりそれぞれ下記のようになります。

【1】入場料がある場合

公演1回ごとの使用料は、総入場料算定基準額5%です。

総入場料算定基準額=入場料に会場定員数を乗じた額の80%の額で以下の青い太字部分のことです。
※年間の包括的利用許諾契約を締結いただいた場合は50%
平均入場料=入場料にランク別料金設定がある場合は、消費税相当額を抜いた平均額を入場料とします。

計算式
  {(入場料×定員数×80%)×使用料率5%}+消費税相当額
計算例
  700名の会場でA席3000円・B席2500円の入場料でコンサートを開催する場合、
公演1回の使用料は、
{(平均入場料2,750円×700名×80%)×5%}+消費税(10%)=84,700円

ただし、上記の計算式で算出した金額が、「定員数×5円」あるいは「2,500円」を
下回る場合は、そのいずれか多い額を使用料とします。

また、2024年3月31日までの間、「入場料×定員数」の額が、一定の金額を超えるときの総入場料算定基準額は、「総入場料算定基準額の運用基準について」記載のとおり減額されます。



【2】入場料がない場合


公演1回ごとの使用料は、公演時間が2時間までの場合「定員数×4円」の額かあるいは「2,000円」のいずれか多い額が使用料となります。

計算例
  700名の会場で入場無料で公演時間1時間30分でコンサートを開催する場合、
公演1回の使用料は、
700名×4円+消費税(10%)=3,080円

ただし、公演時間が2時間を超える場合は、30分までを超えるごとに、2時間までの場合の額に、その25%の額を加算した額が使用料となります。

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