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プレスリリース

2012年12月 3日
一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
日本アフィリエイト協議会

アフィリエイト広告収入を目的とする違法音楽配信に対して新たな著作権侵害対策を実施
-違法音楽配信サイトへの広告掲載停止-
-違法音楽配信サイト運営者への広告料の支払凍結-

JASRACと日本アフィリエイト協議会は、アフィリエイト広告サービス提供事業者(以下、「ASP事業者」という。)と連携して、アフィリエイト広告収入を目的とする違法音楽配信による著作権侵害の解消と発生防止、および健全なアフィリエイト広告事業の発展促進を図るため、以下の著作権侵害対策を実施することで合意しました。

【対策内容】
1.アフィリエイト広告を掲載している違法音楽配信サイトに関する情報共有
2.違法音楽配信サイトの運営者に対する警告
3.違法音楽配信サイトのアフィリエイト広告の掲載停止
4.違法音楽配信サイトの運営者に対する広告料の支払停止

【これまでの経緯】
近年、違法音楽配信サイト「第③世界」における著作権法違反事件に象徴されるように広告収入を得る目的で違法音楽配信サイトを開設する者が後を絶たず、著作権侵害の温床となっています。
かかる違法音楽配信への対策としてJASRACは、プロバイダ責任制限法に基づき違法ファイルの送信防止措置要請を継続して行っていますが、これは違法ファイルがアップロードされてからの事後的な対応とならざるを得ないため違法音楽配信の根絶に繋がっておらず、また違法ファイルの送信防止措置要請を継続的に実施することが権利者に大きな負担となっているのが実情です。
一方ASP事業者にとっては、違法音楽配信サイトにアフィリエイト広告を掲載することが違法な事業を事実上支援することにも繋がり、ひいてはアフィリエイト広告事業全体に悪影響を与えかねない状況であることから、日本アフィリエイト協議会としても対策について検討してきました。
このような状況を踏まえ、JASRACと日本アフィリエイト協議会及びASP事業者は、違法音楽配信対策及びアフィリエイト広告事業の健全化推進のための協議を継続してきた結果、上記の対策を実施することで合意しました。

【本合意の意義】
今回の対策は、権利者とASP事業者間における民間の連携による自主的な新たな取組であり、サイト運営者にとってインセンティブとなっている広告収入に対する直接的な対策であることから、適法な利用を促進し違法音楽配信根絶に向けた大きな前進になるものです。
JASRACと日本アフィリエイト協議会は、本対策が著作権侵害の解消と発生を防止することで健全なアフィリエイト広告事業の発展促進につながることを期待します。

【公益社団法人日本アドバタイザーズ協会からのコメント】
日本アフィリエイト協議会には、ASP事業者の他に広告主も加盟しており、本対策は健全なアフィリエイト広告事業の発展促進にもつながることが期待されることから、広告主により組織された公益社団法人日本アドバタイザーズ協会より、以下のコメントをいただいております。

「インターネット広告の取引は、急速な技術革新などもあり、広告業界内での取決めや著作権などをめぐる法的整備などが後手に回らざるを得ない状況にあるといわれております。今回、アフィリエイト広告において、音楽著作権権利者と事業者の皆様が連携して違法な活動の撲滅に取り組まれることは、インターネット広告の健全な発展、充実につながるものと期待しております。」

 

公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会

 

日本アドバタイザーズ協会は、日本の有力な広告主企業・団体自らが共同して、広告活動の健全な発展のために貢献することを目的として活動する公益社団法人です。

 

【参考情報:「第③世界」著作権法違反事件経過】
2008年10月21日:運営者他を著作権法違反容疑で逮捕

2008年11月11日:運営者他を著作権法違反容疑で再逮捕

2008年11月11日:レンタルサーバ管理会社役員を著作権法違反幇助容疑で逮捕

2009年2月23日:運営者に対する有罪判決

2011年5月25日:運営者他に対する訴訟提起

2012年8月10日:運営者に対してサーバーを提供した事業者との和解

以上 


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