JASRAC社団法人日本音楽著作権協会
2008.8.8
社団法人 日本音楽著作権協会
(JASRAC)


株式会社ダイヤモンド社らに対する訴訟について

 「週刊ダイヤモンド」2005年9月17日特大号に掲載された記事「企業レポート 日本音楽著作権協会(ジャスラック)」について、発行元である株式会社ダイヤモンド社及び記事を執筆した記者1名(控訴人ら)に対して不法行為(名誉毀損)に基づく損害賠償等を求めていた訴訟で、東京高等裁判所(寺田逸郎裁判長)は、8月7日、一審判決に続き名誉毀損を認め、320万円(一審では550万円)の損害賠償を命じる判決を下しました。

 本判決では、「本件記事の多くの記述が被控訴人の社会的評価を低下させるもので、本件記事が全体として被控訴人の名誉・信用を毀損するものであり、その一部については違法性を欠くと認められるが、残りの部分につき、控訴人らは被控訴人に対し名誉毀損によって生じた損害についての不法行為による責任を負うものと判断する。」として大筋で当協会の主張を認めたものの、記事の一部に違法性がないと判断された部分があることから、上告も含め今後の対応を検討しております。

以上


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