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プレスリリース

2008年2月13日
社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

株式会社ダイヤモンド社に対する訴訟について
東京地裁が当協会の主張を全面的に認め名誉毀損に基づく損害賠償請求を認容

「週刊ダイヤモンド」(2005年9月17日特大号)に掲載された「企業レポート 日本音楽著作権協会(ジャスラック)」という記事について、発行元である株式会社ダイヤモンド社及び記事の執筆者である記者1名を被告として、当協会が不 法行為(名誉毀損)に基づく損害賠償の支払等を請求していた訴訟で、東京地方裁判所(加藤謙一裁判長)は、本日(2月13日)、当協会の主張を全面的に認 め,被告らに550万円の損害賠償を命じる判決を言い渡しました。

本件記事は、当協会の著作権管理業務の遂行や組織の運営につき、虚偽の事実や歪曲した事実を記載するとともに、一方的に中傷する表現を用いるなど して、当協会の業務遂行等が不適正に行われているとの印象を読者に与えるものであり、当協会の社会的名誉と信用を失墜させるものであったため、当協会は、 同社に対し、厳重に抗議するとともに、記事の訂正等を求めました。しかし、同社が当協会の要請のすべてを拒絶したため、当協会は、司法上の救済を求めてい ました。

<主な争点>

当協会の飲食店経営者に対する使用料徴収業務につき、「横暴な取り立て」などと表現した記事が名誉毀損にあたるか。
当協会の使用料徴収・分配の基準や実態につき、「不透明」、「曖昧」などと表現した記事が名誉毀損にあたるか。
当協会の組織運営につき、「非民主的」、「まともなガバナンスも働かない」などと表現した記事が名誉毀損にあたるか。

加藤裁判長は、これらの争点のすべてについて当協会の主張を認め、本件記事は当協会の社会的評価を低下させるものであり、本件記事中に摘示された 事実は真実ではなく、真実であると信じる相当の理由もないとの判断を示しました(「判決文からの抜粋」参照)。

判決文からの抜粋

本件記事は,原告の名誉を毀損してその社会的評価を低下させるものであり,その内容について真実であることの証明がなく,意見又は論評としてもその前提事 実の重要な部分について真実であることの証明がなく,むしろ明らかに真実ではないと認められる事実を摘示したり,それに基づく意見や論評をしているもので あり,取材やそれに基づく判断にかなりの偏りが感じられ,被告らがそれを真実であるとか又は意見・論評が正しいと信じる相当の理由も見当たらないものであ る。そして,本件記事の表現・体裁もかなり一方的かつ独断的であり,調査不足や誤解,更には悪意に基づいて構成されているのではないかと疑念を持たれても やむを得ないようなものであることに加え,週刊ダイヤモンドの発行部数や影響力,更に本件記事を本件雑誌において発表するのみならずウェブサイトにアップ ロードする等名誉毀損の態様が広範囲かつ長期間にわたる形態となっている


 

以上


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