2008.1.15



権利者87団体が「CULTURE FIRST~はじめに文化ありき~」の行動理念を発表

   JASRACなど私的録音録画補償金関係の権利者28団体で構成する「デジタル私的録画問題に関する権利者会議」および賛同団体(日本芸能実演家団体協議会<芸団協>に加盟する59団体)は1月15日、千代田区の丸ビルで「CULTURE FIRST~はじめに文化ありき~」の行動理念の発表イベントを開催、下のロゴマークと行動理念を掲げて活動を行っていくことを発表しました。

   「CULTURE FIRST」は、ヨーロッパにおける私的録音録画補償金制度の廃止計画を放棄させるために大きな成果をあげた「Culture First!連合」の活動を参考に、権利者の結束の旗印として掲げられた行動理念です。流通の拡大ばかりが優先され、作品やコンテンツなどの創作物を単なる「もの」としか見ない昨今のわが国の風潮を改めるべく、文化の担い手として社会に喜びと潤いをもたらす役割を果たしていくことを改めて表明するとともに、最先端の知財立国として「文化(Culture)」が重要視される社会の実現を求め、さまざまな活動を行ってまいります。

 発表イベント第1部では、実演家著作隣接権センター(CPRA)の椎名和夫運営委員、日本映画製作者連盟の華頂尚隆事務局次長、菅原瑞夫JASRAC常務理事が行動理念発表に至った経緯について説明したほか、和泉流狂言師の野村萬芸団協会長、歌舞伎役者の十二代目市川團十郎氏、落語家の三遊亭小遊三氏、船村徹JASRAC会長、都倉俊一JASRAC理事、すぎやまこういちJASRAC評議員、川口真日本音楽作家団体協議会(FCA)理事長から寄せられたビデオメッセージが流されました。

 第2部では、エリック・バティスト著作権協会国際連合(CISAC)事務局長が講演し、ヨーロッパで「Culture First!連合」がどのように形成され、展開していったかについて報告しました。
 
 第3部のトークセッションでは、岸博幸慶応義塾大学教授、朝妻一郎日本音楽出版社協会(MPA)会長、浅原恒男日本俳優協会事務局長、田澤祐一落語芸術協会事務局長、菅原常務理事が、椎名CPRA運営委員の進行で、「CULTURE FIRST」の今後の展開などについて意見を述べました。


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