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プレスリリース

2002年4月11日
社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)

日本エム・エム・オー社が運営する「ファイルローグ」に
東京地裁がMP3ファイルの交換停止の仮処分決定

本日、東京地方裁判所は、インターネット上のファイル交換サービス「ファイルローグ」(以下「本件サービス」といいます。)を運営する有限会社日本エム・ エム・オー(東京都八王子市、代表松田道人氏、以下「同社」といいます。)に対し、JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会・理事長吉田茂)が管理する 音楽著作物(以下「管理著作物」といいます。)の複製物であることを示すタイトル及びアーティスト名が表記されたファイル情報を本件サービスの利用者に送 信してはならないとする仮処分決定を下しました。

この決定は、去る1月29日、JASRACが同社を相手方として申し立てた、管理著作物の複製物であるMP3ファイルの送受信の差止めを求める仮処分命令 申立事件に対するものです。東京地方裁判所は、上記のとおりJASRACの申立てを全面的に認めました。東京地方裁判所は、去る4月9日にも、日本レコー ド協会加盟のレコード会社19社の仮処分申立てについて、同様の差止めを認める決定を下していますが、それに続いて著作権者であるJASRACの申立ても 認めたことになります。

裁判所は、利用者が自己のPCに私的に複製したMP3ファイルであっても、それを公衆が受信して音楽を再生できるような状態にした場合は複製権侵害にな る、また本件サービスによるMP3ファイルの送受信は送信可能化権侵害及び自動公衆送信権侵害に該当すると述べた上、(1)本件サービスにおける同社の行 為の内容・性質、(2)利用者のする送信可能化状態に対する同社の管理・支配の程度、及び(3)本件行為によって生ずる同社の利益の状況等を総合的に判断 すれば、同社は管理著作物の自動公衆送信及び送信可能化を行っているものと評価することができ、JASRACが有する自動公衆送信権及び送信可能化権を侵 害していると明確に認めました。

本件サービスによって違法に複製及び送信可能化されているMP3ファイルの数は常時数万から十数万件に及んでおリ、莫大な数の管理著作物が時々刻々と侵害 されています。
このようなサービスが放置されるなら、著作者等の権利の保護を図ることにより文化の発展に寄与することを目的とする著作権制度は形 骸化してしまいます。裁判所が、申立てからわずか2カ月のスピード審理によりこのような仮処分命令を下したことは、高く評価できるものです。

4月9日のレコード会社の申立てに対する決定に際し、同社は、サービスは一旦休止するが抗告して争うとコメントしていますが、JASRACは、同社が裁判 所の決定を真摯に受けとめるよう、あらためて求めるものです。

以上



ファイル交換サービスの著作 権侵害を認めた仮処分決定について
(理事長コメント)
仮処分決定書 {PDF:2.96MB]
(社) 日本レコード協会のプレスリリース


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この件についてのお問い合わせは: JASRAC広報部 林、若山まで

TEL 03(3481)2164(直通)
FAX 03(3481)2156


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