[資料2] 評価の総括

参加企業の応募技術は、非認定企業も含め、STEP2000と比較し、かなりレベルの高いものであった。また、STEP2001の参加募集時、実施内容についての詳細説明の結果、技術水準に不安のあった企業については、事前に応募を諦めるところが多く見られた。

1. 耐性テストの結果総括
STEP2000と比較し、参加企業の耐性テスト結果は、全体として大きく向上した。音楽電子透かしの技術進歩が確認された。
基本的な耐性要件である「D/A、A/D変換」、「チャンネル数変換」、「MP3、WMAの線形データ圧縮」は、好成績を残す企業が多かった。
放送に関わる圧縮操作及び放送実施環境に対する耐性は、優れた結果を残す企業とそうでない企業に2極化した。

2. 音質テストの結果総括
STEP2000と比較し、参加企業の音質テスト結果は、全体として大きく向上した。音楽電子透かしの技術進歩が確認された。
すべての課題曲において、透かしデータの挿入が認知されない企業が見られた。

3. その他(処理時間について)
認定企業(本テストに提出されたソフトウェアで)の楽曲1分あたりの処理は、挿入・抽出ともごく短時間で実現できている(概ね10秒以内)。

[全体総括]
今般のSTEP2001を通じて、音楽電子透かしは、利用に問題ない水準まで、技術の熟度が十分高まっていることが、定量的に確認することができた。
今後は、音楽電子透かし技術企業と音楽関連事業者との間での、ビジネス・スキームの確立と、それを実現するための現実的、且つ安定した技術の供給が行われることが期待される。

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