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プレスリリース

2001年5月23日
社団法人 日本音楽著作権協会
03(3481)2164(広報部直通)

平成13年度定例記者会見

■平成12年度の使用料等の徴収額

平成12年度のJASRACの使用料等の徴収額は、1,063億3,000万円となりました。前年度に比べて、73億6,000万円、7.4%の増 となっています。徴収総額が伸びた要因は、1.重点事業としたカラオケ管理における契約率アップ、2.携帯電話の着信メロディの普及で、機器に内蔵される ICチップへの着信メロディの録音使用料、及び着信メロディを中心としたインタラクティブ配信の使用料が増えたこと、3.業務用通信カラオケ、有線テレビ ジョン放送、DVDビデオに係る使用料について、利用者との協議が整い、過年度分の使用料を含めて入金されたこと、などがあげられます。


■著作権等管理事業法へのJASRACの対応

著作権等管理事業者の法的基盤となる「著作権等管理事業法」が今年10月1日から施行されます。 この法律は、著作権等管理事業への参入を容易にするため、管理事業の開始をこれまでの許可制から登録制に、使用料規程を認可制から届出制に改めています。
この法律の施行にあたり、JASRACはすべての権利の委託を受ける現在のシステムから、著作者の意思で、JASRACに委託する権利などを選択できるシ ステムに改めるよう求められており、これに対応させるため、JASRACでは、会員で組織される委員会を設け、委託者との間で交わす信託契約の約款改正、 その約款が適用された場合の管理手数料のあり方などを検討してきました。
その結果、演奏権、録音権など選択できる支分権の範囲等、信託契約約款改正案を、6月20日の通常総会に諮り、組織決定することになりました。
「著作権等管理事業法」では、JASRACなど現在の仲介業務法で許可を受け業務を行っている団体は、来年3月31日まで現在の信託契約約款や使用料規程を適用できることが経過措置として認められていますので、改正約款等は来年4月以降適用されることになります。


■インタラクティブ配信の管理について

インターネットでの音楽配信などインタラクティブ配信に適用する使用料について、昨年6月、ネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)との間で 有料音楽配信(商用配信)の規定について合意。JASRACは、この合意に併せて、個人のホームページなど非商用配信の規定を含めたインタラクティブ配信 の使用料規定を8月4日、文化庁長官に認可申請し、12月18日、認可を受けました。
この規定のうち商用配信については認可日から施行となりましたが、非商用配信については、十分な周知を図る必要があるなどの理由から今年7月1日施行とされました。

JASRACでは、この非商用配信の管理に向けた周知活動として、今年3月に新聞広告、また教育機関への使用料規定の趣旨説明を一斉に開始しました。6月 にはインターネット関連の専門紙に告知広告を出稿し、同時にNMRCの協力を得て、NMRC加盟のプロバイダーを通じて利用者に告知を行うことになってい ます。

この一方でJASRACは平成12年度、次世代技術を活用して権利者保護と効率的な著作権管理を実現し、利用者に対しては著作物の適正・円滑な流通 を確保することを目的に、一昨年6月に提唱した「DAWN2001」の具体化に努めました。電子透かしの利用促進を目指した実証実験「STEP2000」 の実施、監視システムの稼動、業務の電子化への取組みなど、デジタル化・ネットワーク化時代における著作権管理システムの早期構築を目指しています。


■平成13年度から適用される放送使用料の改定

平成13年度から適用される放送使用料規定の改定については、NHK、民放連など利用者との間での合意形成がほぼ整い、使用料規定改定手続きに向けて最終的な詰めの段階に入っています。


■カラオケの管理状況

平成10年度からの3年間を強化年としてきたカラオケ社交場の管理の充実については、今年3月31日現在の契約率が76.1%(契約件数209,779件)となり、昨年同期の69.8%(同199,340件)から大幅に向上しました。
これは、使用料規定を改定し、使用料の区分をシンプル化したことにより、利用関係諸団体による契約申込書の取りまとめが円滑に進んだこと、法的措置を大量に実施したこと、またこの時期に併せて行ったテレビCMなどの広報活動が効果をあげたこと、などが要因です。
なお、カラオケ歌唱室(カラオケボックス)の今年3月31日現在の契約率は、85.6%(契約件数10,278店)です。


■公益的文化事業

JASRACは平成10年度から、会員の会費を主な財源として公益的文化事業を行っています。平成12年度は、以下の19の事業を行いました。

平成12年度に実施した公益的文化事業一覧
「著作権思想の普及に関する事業」

(1)成蹊大学における寄附講座「著作権特殊講義」
平成12年4月18日~平成13年1月16日
(2)公開講座「音楽と著作権」

平成12年12月11日 於 東海大学松前記念講堂
(3)「星野哲郎の歌謡面白ゼミナール~昭和の歌謡史と歌謡詩~」

平成13年2月9日 於 香川県県民ホールアクトホール
(4) 公開講座「音楽と著作権」

平成13年2月17日 於 岡山商科大学421番教室

「音楽著作物の創作または普及活動に対する支援事業」

(5)「素晴らしき音楽仲間~私を変えた運命の歌~」

平成12年4月20日 於 けやきホール
(6)「素晴らしき音楽仲間?童謡はこころのふるさと~」

平成12年5月9日 於 けやきホール
(7) 「音楽は平和のつむぎ糸」

平成12年5月26日 於 広島国際会議場フェニックスホール
(8)「素晴らしき音楽仲間~J-POPのルーツを探して~」

平成12年6月22日 於 けやきホール
(9)「素晴らしき音楽仲間~名詞・名曲・歌景色~」

平成12年7月18日 於 けやきホール
(10)「夏休み音楽会~ゲーム・アニメーション音楽~」

平成12年7月21日 於 けやきホール
(11)「素晴らしき音楽仲間~音楽の魔術師たち~」

平成12年9月12日 於 けやきホール
(12)「素晴らしき音楽仲間~和楽器とギターで聞く古賀メロディの魅力~」

平成12年10月12日 於 けやきホール
(13)「少年少女のための音楽鑑賞会」

平成12年11月4日 於 神津島中学校体育館
(14)「素晴らしき音楽仲間~やすらぎの音楽を求めて~」

平成12年11月9日 於 けやきホール
(15)「素晴らしき音楽仲間~楽しきかな現代音楽~」

平成12年12月21日 於 けやきホール
(16)「素晴らしき音楽仲間~21世紀の歌謡曲未来考~」

平成13年1月18日 於 けやきホール
(17)「素晴らしき音楽仲間~21世紀・輝けるニューウェーブたち~」

平成13年3月5日 於 けやきホール
(18) 「JASRACコンサート in NAGOYA ~ジャズ・オーケストラと素敵な仲間~」

平成13年3月15日 於 愛知県芸術劇場大ホール
(19) 「PDコンサート~ありがとう新たな出発の名曲たちへ~」

平成13年3月24日 於 日比谷公会堂

「素晴らしき音楽仲間」は原則として開催月の翌月第1金曜日に、2時間番組として、NHK BS2で放映。
このほか私的録音補償金管理協会(SARAH)の共通目的基金からの助成により、平成13年2月20日オーチャードホールにおいて、著作物の創作の振興及び普及に資する事業として「音楽創生~日本の音・新世紀」を日本芸能実演家団体協議会(芸団協)と共催しました。

-添付資料-
平成12年度使用料等徴収額


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