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プレスリリース

2000年12月21日
社団法人 日本音楽著作権協会
(JASRAC)

インターネットなどの音楽配信の使用料規定が認可

有料の音楽配信は申請どおり7.7%
個人利用への規定の適用は来年7月から

 JASRACは、インターネットなどでの音楽著作物の利用に適用する「インタラクティブ配信」の使用料規定を8月4日付で文化庁長官に認可申請していましたが、12月18日に申請内容が一部修正され認可を受けました。

 規定の適用開始は、有料の音楽配信や企業広告など商用の音楽利用については認可日から、営利を目的としない個人のホームページなどでの利用については来年7月1日からの実施となります。

  この規定は、JASRACがNMRC(ネットワーク音楽著作権連絡協議会:佐々木隆一代表世話人)と合意した商用配信の使用料に加えて、個人のホームペー ジでの音楽利用など非商用の配信に適用する使用料を定め「インタラクティブ配信」の規定として認可申請していたもので、申請内容を審議していた著作権審議 会は、営利を目的としない個人の利用について1曲単位の月額、年額を設けることなど一部修正を求め、有料のダウンロード形式に係る料率7.7%などの商用配信については、JASRACの申請どおり認可するよう文化庁長官に答申、今回の修正認可となりました。

 この使用料規定は平成14年3月31日までの時限規定となっています。

 主な修正箇所は、個人のホームページなどで利用する場合、ダウンロード形式では10 曲まで、ストリーム形式では曲数に制限なく、ともに年間の包括使用料を10,000円としていた部分に、1曲につき年額1,200円、1年以内の利用の場 合月額150円とする1曲単位の使用料を加えた点です。また、この規定のうち非商用の規定の適用実施は、平成13年4月1日からとして申請しましたが、相 当の周知期間が必要との同審議会の答申により平成13年7月1日からの実施となりました。

  規定の詳細については、別添の「インタラクティブ配信の規定の概要」、またはこちらに「インタラクティブ配信」の規定全文を掲載しておりますのでご参照ください。

   なお、著作権審議会は「運用にあたっての補足意見」として、①利用者団体との協議及び使用料規程の適宜の見直し②著作権思想の普及啓発の2点を挙げています。

 その内容は、IT革命の推進により、今後さまざまな著作物の利用形態が出現することが予想されるので、来年10 月に施行される著作権等管理事業法の定めを踏まえつつ、利用者団体と十分な協議を行うとともに、変化に対応した使用料規程の柔軟な見直しを行うこと、今後 一層求められる著作権保護の強化について、権利管理情報の付加や技術的保護手段を講じるためには利用者団体の理解と協力を促すことが必要であり、これを推 進するために規定の適切な運用上の工夫を進めることをJASRACに求め、さらに、必ずしも著作権制度に関する理解が十分とはいえない状況を踏まえ、管理 団体の特質を生かして個人を含めた利用者への著作権思想の普及啓発を行うこと、また文化庁にも若年層を含めた国民一般への普及啓発に一層の取り組みを求め ています。

  JASRACは、インターネット上で音楽が適法に利用できる環境を整えることを第一義に規定を定め、今回、認可を受けましたが、規定の実施にあたっては著 作権審議会答申の補足意見に配慮した規定の運用を検討するとともに、これまでにも増して著作権思想の普及啓発に努力してまいります。

注:この規定は、音楽著作物をインターネット等で利用する場合の作詞・作曲者などJASRACに権利を委託した著作権者の使用料を定めた規定であり、CD等を音源とする場合は、レコード製作者・実演家など著作隣接権者の許諾が別途必要です。


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