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笠原 充
笠原 充
業務本部 九州支部
入社年:2007年
出身学部:法学部
2007〜 九州支部(現職)
Time Flow
9:30
出社。
前日に届いた書類、メールを確認し、適宜処理する。
10:00
北九州市への日帰り出張前に班内でミーティングを行い、スケジュール・交渉の戦略などを確認。博多駅から新幹線を利用し出張先へ移動。
11:00
北九州市内にある宿泊施設に出向。宴会場でのカラオケ利用に関する許諾契約について支配人と交渉を行う。
12:00
北九州市の中心駅である小倉駅構内の日田焼きそばのお店で昼食をとる。
13:00
小倉簡易裁判所に到着。民事調停に出席。
相手方との話し合いが成立し、著作権使用料の支払い条件等を定めた和解調書を作成する。
14:00
北九州市内のレストランへ立ち寄る。ピアノの生演奏に関する許諾契約について交渉する。
15:00
前日にアポイントをとった結婚式場へ向かう。施設内を案内してもらい、音楽の利用状況を聴取。その場で著作権使用料を算定し金額を提示。結婚式場の社長同席のもと許諾契約について交渉する。
16:00
新規オープン予定のライブハウスの事務所へ向かう。ライブの音楽著作権手続きについて説明し、許諾契約締結にむけて次回の交渉日時を決める。
17:30
事務所着。上司に民事調停、各店舗の交渉進捗状況を報告する。
18:00
懸案店(まだ契約していない施設・使用料の支払いが滞っている施設)の経営者自宅宛に電話し交渉する。
18:30
提出された許諾契約申込書をチェック。記載内容に不備があるものは、経営者へ電話確認。契約書作成等の事務処理をこなす。
19:30
業務終了。先輩に誘われ食事へ向かう。
  笠原 充   西坂 萌   片柳 雅男   木 英頼   横田 訓也   清水 智子   岡村 克信   池上 光朗   伊藤 貴淑
仕事に対する情熱と誇りに共感して
学生時代に知的財産をはじめとする企業法務について学んでいたため、就職活動では法務部を中心に受けていました。JASRACにエントリーしたきっかけは、大学の授業での作曲家の先生による講義。音楽文化を守るためには、音楽著作権管理が必要不可欠であることを学び、JASRACに興味を持ちました。セミナー・面接などの選考過程で、JASRACの職員に接するうちに「仕事に対する情熱と誇りをもった方が多い会社だ」と感じ、一緒に働きたいとの思いが強くなりました。
内定後入社までの間に、現場で活躍する若手職員の生の声を聞く機会が多数あり、仕事理解を深めるとともに、社会人になることへの不安を払拭できたのもよかったですね。
音楽を守るという熱い気持ちを胸に
笠原 充入社後配属されたのは、福岡県福岡市にある九州支部。入社1年目は、5歳年上のメンター(教育係)から著作権法と使用料規程、それに社会人としての基礎をみっちり教わりました。
入社2年目の2008年には、メンターが部署異動したこともあり、ライブハウスのメッカとして有名で多くのミュージシャンを排出している福岡県北九州市を1人で担当することに。総計13,000店もの飲食店を1人で担当するので、責任や重圧も感じましたが、それ以上に、2年目の自分に音楽利用が盛んな地域を任せてくれたことが嬉しくて、活躍するチャンスを与えられたと感じ、がむしゃらに働いたのを覚えています。

全国16ヵ所にある支部では、カラオケや生演奏で音楽を使っている飲食店(スナック・ライブハウス・カラオケボックス等)との許諾契約業務や、コンサートなど演奏会における著作権処理を担当しています。音楽ユーザーは事前に著作権の利用許諾契約を締結して使用料を支払う必要があるのですが、中には全く理解を示さず無断利用を継続する方がごく一部ですが実際にいらっしゃいます。支部ではそういった方々を相手に、市場調査や各種媒体等による情報の入手・整備、出向や電話、文書による説明・交渉を自分で計画を立てて行っていくわけです。交渉が難航し、長期に渡って契約に応じていただけない場合には、調停や仮処分等の法的措置をとることもあります。

音楽ユーザーは著作権に対する理解、JASRACに対する信頼感もさまざまなため、サギと勘違いして店先で門前払いされたり、やっと交渉の機会を得ても根拠のない誹謗中傷を受けたりと落ち込むこともありました。それでもめげずに、「絶対に音楽を守るんだ!!!」という熱い気持ちを胸に何度も足を運び粘り強く交渉を続けた結果、利用者が著作権手続きについて理解を示して許諾契約の締結に至り、「何度も説明してくれたのでようやく理解できた。あなたが担当でよかった。」と言われた時は、大きな喜びを感じました。仕事への情熱があればどんな困難な場面でも乗り越えられると実感し、より一層仕事が楽しくなりました。

地方支部での生活面についてですが、現在、僕は借上社宅制度を利用しています。職場から15分ほど離れたマンションに住んでいますが、転勤中は家賃の一定割合を会社が負担してくれるので、経済的にもとても助かっています。
休日には、博多から日帰り(1〜2時間)で行ける有名温泉(湯布院・嬉野・黒川など)が多数あるので、会社の同僚や九州の友人と日帰り旅行によく出かけます。ドライブがてら温泉に行って、夜は博多に戻っておいしいお酒と新鮮な魚に舌鼓。そんな贅沢なひとときを過ごすことができるのも地方支部の魅力だと思います。
熱意と柔軟性・行動力をもった後輩と働きたい
笠原 充JASRACの業務は、著作権使用料の徴収・分配、音楽作品のデータベースの作成・管理、作詞・作曲家等権利者の窓口業務など多種に渡ります。音楽を作る人と音楽を使う人の架け橋となる仕事なので、音楽の利用者・著作権者はもちろん、職場の仲間など多くの人とコミュニケーションを図り、それぞれの立場や主張を理解し、多種多様な意見をまとめて結論を導きだすことが必要不可欠です。
新しい法律や音楽ビジネスに即座に対応し、新たなルールを確立することも求められます。
厳しい場面も多く、「音楽を守る」という熱意がなければやり遂げることのできない仕事と実感しています。

音楽が利用される環境・形態は、技術の進歩に伴い目まぐるしい変化を遂げています。
僕は、従前のやり方に捉われず「音楽を守るために、いま何をすべきか?」「どうすれば最高の結果を出せるのか?」を常に意識して仕事をしています。将来的には、新しい音楽利用の管理に携わり、対社外・対社内ともに働きかけて新たなルールを構築したいと思います。
『「音楽を守る」という熱意、自分の価値観に固執せず様々な角度から客観視できる柔軟性、どんな仕事でもやり遂げる行動力』を持った後輩が入社して、お互いに切磋琢磨しながらよりよい音楽著作権管理を目指していけたら最高ですね。
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