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JASRACを知る7つのカギ

音楽のあるところにはいつも

みなさんが音楽に出会うのはどんなところですか?

TVや映画、スマートフォンやインターネット、CDやDVD、カラオケやBGM、イベントやライブ、楽譜や本など、たくさんあるのではないでしょうか。

作詞家、作曲家などによって創られた音楽は、放送局、映画製作者、配信事業者、レコード会社、カラオケボックス、飲食店、イベント主催者、出版社などにより、様々なサービスとして提供されることで、多くの人に楽しまれています。

このように音楽は、いろいろな形で、一見当たり前のようにみなさんの手元に届いていますが、そこには、「著作権」というルールが存在しているのをご存じですか?

私たちJASRACは、音楽のあるところに存在する「著作権」と常に関わりを持つ、そんな仕事をしています。

著作権って?

著作権」とは、「知的財産権」と呼ばれる権利の一つで、音楽などの著作物を創った人が、使いたい人に利用を認めたり、禁止したりできる権利のことです。

つまり、音楽を使いたい人は創った人に「使っていいですか?」と、音楽を創った人は使いたい人に「こういう条件ならいいですよ」と、1曲ごとに話をしなければならないということです。

しかし、これでは、創る人は手間がかかって創作どころではなくなり、使う人は面倒になって、使うことをあきらめてしまうかもしれません。

そこで、著作権をまとめて管理する組織が必要となります。
それが著作権管理団体です。

私たちJASRACは、著作権管理団体の一つとして、音楽を創る人と使う人をつなぐ架け橋として、新しい音楽が生まれる創造のサイクルを支える仕事をしています。

JASRACつなぐもの

JASRACには、音楽を創る人と使う人をつなぐ様々な仕事があります。

音楽を創った人から著作権を預かって、使う人にライセンスを発行します。
そして、使う人から対価(使用料)を預かって、創った人にお届けしています。

たくさんの音楽を創った人たちから音楽の著作権という大切な財産をお預かりするので、法律や規則に従って、多くの書類を扱い、業務手続きを行っています。
インターネット、CD、ライブなどで音楽を使う人からは、音楽の利用形態ごとに定められた「使用料規程」に基づいて使用料をお支払いいただいており、創った人には、使う人からの利用報告を含め「著作物使用料分配規程」に基づいて、年4回定期的に分配しています。

これによって、創る人は創作に専念することができ、使う人は、簡便な手続きで音楽を使うことができるのです。
私たちJASRACは、このように音楽を創る人や使う人たちを地道な業務によりサポートしています。

インターネットからカラオケまで本部と15の支部で

日本中音楽のあるところがJASRACの仕事場です。

インターネット上の音楽利用から、全国各地のカラオケ店まで。

私たちJASRACは、音楽を創った人から預かった大事な著作権を守るため、本部と全国15の支部で、音楽を使う一人ひとりに対し、時には足を使って地道に手続きのご案内をして、使用料をお支払いいただいています。

そのために、音楽を使う人の窓口として、本部では、録音、出版、ビデオグラム、映画、放送、有線放送、インタラクティブ配信など、全国の支部では、コンサート、飲食店などでのカラオケや生演奏、BGM、カラオケボックス、ビデオ上映などの手続きに対応しています。

仕事を知る

世界127団体のネットワーク

JASRACがつなぐもの、それは日本国内にとどまりません。
「ベルヌ条約」「万国著作権条約」「WTO-TRIPS協定」など世界各国との条約・協定に基づく音楽著作権の国際的な保護の実現を図っています。

JASRACは、世界127の著作権管理団体とネットワークを築き、お互いのレパートリーを管理しあっています。

これは、日本に居ながらにして、使う人は、 JASRACを通じて、世界中の音楽を使う手続きができ、創る人は、世界中で自分の音楽が使われても著作権が管理されるということです。

この他にも、JASRACは、アジア地域のリーダーとして、各国の著作権管理のレベルアップを目的に、さまざまな取組を行っています。

詳しくはこちら

154万分の1

この1年間で最も心に残った曲は何ですか?

JASRACでは毎年、前年度に分配した使用料が最も多かった作品を、「JASRAC賞」として表彰しています。

JASRACは、たくさんの作品を管理しています。

1万7,000の音楽を創った人たちと「著作権信託契約」を締結して、作品ごとに権利情報の届出を受け付け、1曲1曲データベースに登録しています。
JASRACの作品データベース「J-WID」で権利情報を公開している管理作品数は、国内154万作品、外国220万作品にも上ります。

これらの作品を使う人へのライセンスの発行から、創った人への使用料の分配まで、J-WIDをはじめとしたデータベースシステムを活用して、効率的な管理を行っています。

音楽がたくさん使われること。
音楽を創った人たちには、それが一つのステータスと感じていただけるかもしれません。
私たちJASRACは、そんなお手伝いをしたいと考えています。

100年の信頼に向かって

JASRACは、 1939年の設立以降、 「音楽の著作権を保護し、音楽利用の円滑を図り、もって音楽文化の普及発展に寄与する」という使命のもと、時代の変遷と共に新たな音楽サービスが登場するたび、常に創る人、使う人のニーズに応えて信頼を積み重ねてきました。

また、「著作権保護期間の延長」、「戦時加算義務の解消」、「私的録音録画補償金制度に関する新たな補償制度創設の提言」など、著作権制度の改善に向けた働きかけも行っています。

こうしたひとつひとつの地道な仕事が大きな力となって、創る人、使う人の安心感につながっていきます。

将来、音楽を取り巻く環境はどのように変化しているでしょうか?

2014年11月に創立75周年を迎え、これから100年の信頼に向かって、JASRACに必要なのは、時代の先を見据えて環境の変化に適応していくための、新たな一歩を踏み出す力です。
私たちJASRACは、そのような力を持ったみなさんと共に、音楽を創る人と使う人をつなぐ架け橋を築いていきたいと思います。

音楽のためにできること、あります。

JASRAC®