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第2回JASRAC音楽文化賞

「JASRAC音楽文化賞」は、売上や利用実績などの数字には表れない地道な活動を行っている個人・団体・作品等に光をあて、音楽文化の発展に寄与した功績を称え顕彰することにより、今後の活動への励みとしていただくことを願い、2014年11月に創設されました。

第2回の受賞者は次の方々に決定し、2015年11月18日、渋谷区のけやきホールで行われた贈呈式にて、菅原瑞夫理事長から表彰盾と副賞が贈られました。

長田 暁二 様

顕彰理由

歌謡曲、童謡、民謡、軍歌に至るまで、日本の大衆音楽史を独自の視点で30年以上にわたり系統的に研究し、その成果を積極的に著作にまとめあげてきた。戦後70年となる本年には、「歌」の視点から「戦争」と「平和」を問う大著「戦争が遺した歌〜歌が明かす戦争の背景〜」を出版するなど、数々の記録的価値の高い著書を世に送り出し、日本の歌の歴史を後世に繋いだ。

受賞者のコメント

大衆音楽を研究対象とする私の著作では、できる限り専門用語を使わないことをこころがけてきました。この受賞を契機として、多くの方々に教えていただいたことを社会に還元していくことを考えて、いろいろな仕事を成し遂げたいと思います。

略歴・実績
1930年生まれ。大学卒業後、レコード会社で長年ディレクターを務め、企画、制作者として実績を残す。一方、1980年頃から音楽文化研究家として精力的に文筆活動に取り組み、「流行歌20世紀」「日本民謡事典」など、その著書は200冊以上に及ぶ。今年6月には、明治期以降の日本の歌をその時代背景とともに幅広く記録した800ページの労作「戦争が遺した歌〜歌が明かす戦争の背景〜」を出版した。

木曽音楽祭実行委員会 様

事務局長 邑上 豊美 様

顕彰理由

生の音楽を体験する機会の少ない山間の地において、純粋に音楽を愛する多くの人々が力をあわせて演奏家を招き、40年以上の長きにわたり手作りの音楽祭を継続してきた。町、住民が一体となった地道な取り組みが、音楽を地域に深く根付かせている。地方で質の高い文化を育てるための、ひとつの有効なモデルケースを示した。

受賞者のコメント(事務局長 邑上 豊美 様)

木曽音楽祭は、演奏家やボランティアの皆さんに支えられて、日本でも有数の歴史の長い音楽祭になりました。音楽は世界共通の言語だと思います。木曽町はこれからもがんばります。今後とも皆さんのご支援をお願いいたします。

略歴・実績
木曽音楽祭は、1975年に地元のクラシック愛好家たちが自主的に始めた定期演奏会から発展し、山間の町・木曽でボランティアに支えられながら毎年開催されている。
財政難などを乗り越え、1986年には実行委員会が発足し、町・地元住民・演奏家からなる運営体制を確立した。当初は体育館を会場としていたが、1990年に木曽文化公園文化ホールが完成し、以降は同ホールで開催している。演奏される機会の稀な作品や初演作品がプログラムに盛り込まれることもあり、音楽的な評価も高い。また、音楽祭実施期間の演奏家と町民との交流も演奏家から好評を得ている。

長崎県オペラ協会 様、OMURA 室内合奏団 様 (創作オペラ「いのち」)

顕彰理由

オーケストラもオペラも、一朝一夕で根付かせられる文化ではなく、地方での活動の継続にはさらに大きな志が必要とされる。両団体がさまざまな困難を乗り越え、活動を継続させてきたことが、地元長崎の被爆をテーマとする創作オペラ「いのち」の東京初演に結実した。戦後70年の今年、長崎のこの2団体が、地方で文化を育てる意義を全国に発信したことの意味は大きい。

長崎県オペラ協会


会長 上田 良樹 様

受賞者のコメント(会長 上田 良樹 様)

地元のために音楽活動を行っているメンバーに東京での公演の機会を与えていただいたうえ、さらにこのような賞をいただき、非常に感激しております。

略歴・実績
長崎県オペラ協会は、昭和を代表する歌手のひとり、故柴田睦陸(むつむ)氏が1980年に創設。日本で最初にオペラが上演された長崎に上質の音楽文化を根付かせることをめざして活動してきた。地域貢献や教育現場へのアウトリーチも積極的に行っている。

OMURA 室内合奏団


芸術監督 村嶋 寿深子 様

受賞者のコメント(芸術監督 村嶋 寿深子 様)

子どもたちに生の良い音楽を聴かせたいという思いで合奏団を立ち上げ、団員の情熱でここまでやってまいりました。団員のみんなと祝杯をあげたいと思います。

略歴・実績
OMURA室内合奏団は、長崎県大村市を拠点とするプロの室内オーケストラ。同市出身の村嶋寿深子氏が長崎ゆかりの奏者を集め2004年に発足。今年5月には初の東京公演を成功させた。

JASRAC音楽文化賞選考委員(五十音順)

江頭重文氏(共同通信社 編集局文化部 副部長)、西川龍一氏(日本放送協会 放送総局解説委員室 解説委員)、西田浩氏(読売新聞東京本社 編集局文化部 編集委員)、吉田純子氏(朝日新聞東京本社 文化くらし報道部 編集委員)、吉田俊宏氏(日本経済新聞社 編集局文化部 編集委員)

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