知っておこう!音楽コンテンツを楽しむときのルール

みんなが楽しんでいる音楽は、作詞家・作曲家などの「音楽をつくる人」が苦労してつくったものなんだ!

CD、カラオケ、スマートフォンのアプリ・・・。
みんなの生活の中でなくてはならない音楽は、作詞家・作曲家など「音楽をつくる人」が苦労してつくったものなんだ。

そして、CDをつくるレコード会社、インターネットで音楽を販売(はんばい)する音楽配信(はいしん)会社、テレビ局などの「音楽をつかう人」がさまざまな方法で「音楽を楽しむ人」に音楽をとどけてくれているんだよ。

JASRAC(ジャスラック)「音楽をつくる人」「音楽を楽しむ人」「音楽をつかう人」音楽がとどけられるまでには、いろいろな人や会社がかかわっているので、「著作権(ちょさくけん)」というルールをしっかり守って、もっともっと音楽を楽しもう!

音楽などの作品を「つくる人」が、作品を「つかう人」に「つかっていいですよ」と言ったり、「だめですよ」と言ったりすることができる権利(けんり)です。作品を「つくる人」が「いいですよ」と許可(きょか)を出すときに「つかう人」からはらってもらうお金を「著作物使用料(ちょさくぶつしようりょう)」といいます。

JASRACは、「音楽をつくる人」から著作権の管理(かんり)をまかされて、「音楽をつかう人」に「つかっていいですよ」と許可を出し、著作物使用料をうけとって、そのお金を「音楽をつくる人」にとどける仕事をしています。

自分の好きな音楽をSNSなどで紹介するときのルール

  • ダメなこと
  • これは絶対やっちゃだめ!

    SNSなどで、自分の好きな音楽を紹介するとき、CDなどからパソコンに取り込んだ楽曲データや歌詞を無断(むだん)で掲載(けいさい)してはいけないんだ。
    掲載するときには、作詞家・作曲家などの「音楽をつくる人」に許可(きょか)をもらう必要があるんだよ。

  • 「ブログで公開しちゃお!」ちょっとまって!
  • クェスチョン
  • なんで??

    たとえば、みんなはお友だちの消しゴムをかりるとき、お友だちに「かりていい?」ってたずねるよね。 音楽をつかう場合も同じで、「つかっていい?」って、持ち主である作詞家や作曲家に許可をもらう必要があるんだ。

    インターネット上で音楽が楽しめるのは、そのサイトを運営(うんえい)している人がきちんと「音楽をつくる人」に許可をもらって「著作物使用料(ちょさくぶつしようりょう)」をはらっているからなんだよ。

    無断でコピーした楽曲データや歌詞が、SNSなどを通じてインターネット上に出回ると、「音楽をつくる人」に著作物使用料が入らなくなるから、活動資金がなくなって、新しい音楽が生まれなくなってしまうかもしれない。好きな歌手の音楽がきけなくなってしまうかもしれないよ。

  • “コピー”と“ライト”からひとこと SNSなどに楽曲データや歌詞を掲載するときには、JASRAC(ジャスラック)に相談しようね。きちんとルールを守って、音楽を楽しもう!

音楽コンテンツをダウンロードするときのルール

  • 注意
  • ここに注意して!

    インターネット上で見つけたお気に入りの動画や音楽を、
    スマートフォンやパソコンなどにダウンロードするときには、次のことに注意しよう!

  • 確認
  • 許可をもらった音楽コンテンツかどうか確認して!

    ダウンロードしようとしている音楽コンテンツは、ちゃんと作詞家・作曲家などの「音楽をつくる人」に許可をもらったものかな?
    無断(むだん)で掲載(けいさい)されている音楽コンテンツをみんながダウンロードすると、「音楽をつくる人」に著作物使用料(ちょさくぶつしようりょう)が入らなくて困ってしまうんだ。
    ダウンロードするときには、かならず許可をもらったものかどうか確認(かくにん)をしてね。

  • 「いい音楽みーつけた!」ちょっとまって!
  • 有料
  • 動画や音楽のダウンロードは有料の場合もあるよ。

    保護者(ほごしゃ)の方にダウンロードしても良いか確認するようにしてね。

  • “コピー”と“ライト”からひとこと音楽は目に見えないものだけど、みんなでルールを守って、大切にしていこうね。
「ジャスラの音楽著作権レポート」はこちら
他にも音楽を楽しむためのルールはたくさんあるよ。もっと知りたいみんなは「ジャスラの音楽著作権レポート」も見てね。