プログラム |
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−第1回−
2006年1月13日(金)19:00〜20:45
テーマ「バカラックから探るワールドミュージック」 |
講義概要 アメリカのポピュラー音楽史で長きにわたり第一線で活躍し、かつ最も成功した作曲家といわれているバート・バカラック。その音楽的変遷とワールドミュージックとは、果たしてどんなふうに関わりあってきただろうか。現在のポピュラー音楽の状況をも見据えながら、概観してみよう。 |
講師: |
小沼 純一 (早稲田大学文学部助教授)
1959年東京生まれ。早稲田大学文学部にて「音楽の現在」などの講義を担当。著書は『バカラック、ルグラン、ジョビン』(平凡社)、『サウンド・エシックス』(平凡社)、『ピアソラ』(河出書房新社)、『武満徹 その音楽地図』(PHP)、『アライブ・イン・ジャパン』(青土社)、『パリのプーランク』(春秋社)ほか。 |
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−第2回−
2006年2月8日(水)19:00〜20:45
テーマ「カリブ・アフリカ英語圏のワールドミュージックの本質」 |
講義概要 現地事情に詳しい講師が、ジャマイカやナイジェリア・ジンバブエ・南アフリカなど現地で本当に好まれている現在進行形の音楽ジャンルを紹介しつつ、英語圏のワールドミュージックが、他の言語圏のワールドミュージックと違う発展をとげた理由を、英米との関係性なども踏まえつつ解説します。 |
講師: |
石田 昌隆 (フォトグラファー)
1958年生まれ。レゲエ、ロック、ワールドミュージックのミュージシャンの撮影を数多く手がける一方で、音楽が生まれた現場を訪ねる旅を続けている。著書は『黒いグルーヴ』。現在『ミュージック・マガジン』誌に「音楽の発火点」を連載中。CDのジャケット撮影は、Relaxin' With Lovers、ジャネット・ケイ、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、矢沢永吉、ソウル・フラワー・ユニオン、ズボンズ、カーネーションほか多数。 |
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−第3回−
2006年2月22日(水)19:00〜20:45
テーマ「躍動する中近東音楽シーン」 |
講義概要 グローバル化が進む現代で、今なお伝統文化が強く残る中近東。音楽も、欧米ポップスから影響を受けながら伝統を受け継ぐ独特のポップスが生まれている。この講座ではエジプトのアル・ジール、ベイルート発のアラビックなハウスミュージックなどを紹介した後、現地で撮影したモロッコの伝統トランス音楽グナワのフェスティバルやトルコのイスラム神秘主義音楽のエレクトロニックな進化型ライブなど、知られざる最新の中近東音楽事情をお伝えします。 |
講師: |
サラーム 海上 (よろずエキゾ風物ライター・音楽ジャーナリスト)
1967年生まれ。留学、放浪、会社勤務を経て、日本唯一の「よろずエキゾ風物ライター」として活躍中。「エキゾ」とは「ココでないドコか」、そんな何処かへ連れて行ってくれる音楽や料理や風物を求めて、世界をフラフラ。最近の仕事はエキゾ音楽のDJや旅先で撮ったビデオの上映会、エキゾ料理出張シェフなど。著作は『エキゾ音楽超特急』(双葉社)、監修選曲CD『ヤッラー!ヤッラー!1&2』など。 |
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