スケジュールとお申し込み ストリーミング配信 文化事業とは パートナー募集
開催終了 JASRACシンポジウム2005〜新たなコンテンツビジネスと権利情報のあり方〜
無料ご招待
日時
2005年11月21日(月)
開演
午後2時〜午後5時20分
会場
イイノホール/東京メトロ「霞ヶ関」「虎ノ門」、都営地下鉄「内幸町」下車
(東京都千代田区内幸町2丁目1番1号)
受講料
無料(招待制/事前申込みが必要です)


開催趣旨
 我が国は、知的財産立国の実現に向けて、本年6月、今年で3回目の策定となる「知的財産推進計画2005」を発表しました。その中の“コンテンツを生かした文化創造国家への取組”では、インターネット環境を活用して、映画や放送コンテンツの流通を飛躍的に拡大することにより、コンテンツ流通大国の実現を目指すとしています。
 現実に、最近民放キー局が、二次利用についての権利処理が済んだ過去の放送コンテンツ等を今後ブロードバンド配信する予定であることを相次いで発表するなど、配信サービスに変化が出てきています。
 また、インターネット上にあるラジオ番組を自動的に収集し、ダウンロードして聴くことの出来るPodcasting(ポッドキャスティング)といった新たな配信サービスも話題を集めています。
   これらのインターネットを利用した配信サービスは、著作権法上、通信(自動公衆送信)にあたり、コンテンツの円滑な流通を促進する上で、コンテンツに係る権利情報の整備が課題とされています。
 このような状況下において、ブロードバンド時代の新たなコンテンツビジネスを促進する上で不可欠である適正かつ簡便な権利処理のあり方を検討することを目的としたシンポジウムを開催いたします。


構成及び出演者
-第一部-
(1)基調講演[テーマ:コンテンツ流通の現状と課題]
文化庁長官官房著作権課長 甲野 正道 氏

(2)講演[テーマ:映像コンテンツのBB配信に関する利用者と権利者の暫定合意について]
株式会社テレビ朝日編成制作局ライツ推進部長
 (社団法人日本民間放送連盟IPR専門部会委員) 高橋 英夫 氏

-第二部-
パネルディスカッション
[テーマ:新たなコンテンツビジネスと権利情報のあり方]
コーディネーター
  東京大学法学部・大学院法学政治学研究科 教授 大渕 哲也 氏
パネリスト
  株式会社テレビ朝日編成制作局ライツ推進部長
 (社団法人日本民間放送連盟IPR専門部会委員) 高橋 英夫 氏
  株式会社電通プロジェクト・プロデュース局文化プロジェクト部主管 斎藤 ようこ 氏
  IT・音楽ジャーナリスト 津田 大介 氏
  社団法人日本音楽著作権協会 常任理事 菅原 瑞夫



出演者プロフィール
甲野 正道氏 文化庁長官官房著作権課長
昭和32年7月12日生(東京都) 東京大学法学部卒
昭和56・4 文部省入省
昭和61・4 文化庁著作権課法規係長
昭和63・7 滋賀県教育委員会文化振興課長
平成11・4 文化庁地域文化振興課長
平成14・7 内閣参事官(知的財産基本法準備室)
平成16・7 文部科学省振興局学術研究助成課長
平成17・7 文化庁著作権課長

高橋 英夫氏   株式会社テレビ朝日編成制作局ライツ推進部長
(社団法人日本民間放送連盟IPR専門部会委員)
出身: 昭和24年4月生まれ東京都出身
現職: 株式会社テレビ朝日編成制作局ライツ推進部長(局次長待遇)
職歴:
昭和49年: テレビ朝日報道局の前身であるNET朝日制作鰍ノ入社。報道局撮影部(報道カメラマン)、同報道部(放送記者)勤務。
昭和53年: 機構改革に伴い、全国朝日放送(現テレビ朝日)に移籍。 昭和49年の入社以来、報道局に12年間、総務局(法務)に6年間勤務。14年前より、現在の著作権部門に勤務。
学歴: 日本獣医畜産大学畜産食品工学科卒業
東京都立大学法学部法律学科卒業
筑波大学大学院修士課程企業法学専攻修了
賞罰: 日本映画テレビ技術協会の機関紙「映画テレビ技術」1997年8月号〜12月号連載の「マルチメディア時代のテレビと著作権」で、同協会の1997年度「小椋佐伯賞」受賞。

大渕 哲也氏   東京大学法学部・大学院法学政治学研究科 教授
生年月日: 昭和34年11月23日
最終学歴:
昭和57年3月   東京大学法学部卒業
昭和62年6月   ハーバード大学ロースクール(法科大学院)法学修士号取得
昭和63年6月   ハーバード大学ロースクール(法科大学院)法学博士号取得
主な経歴:
昭和59年4月   東京地方裁判所判事補
昭和63年7月   最高裁判所事務総局家庭局局付判事補
平成1年4月   外務省国際連合局国連政策課検事兼外務事務官
平成2年4月   在ジュネーブ国際機関日本国政府代表部二等(後に一等)書記官
平成4年5月   名古屋地方裁判所判事補
平成7年4月   最高裁判所事務総局行政局参事官(兼 司法試験考査委員)
平成9年4月   最高裁判所事務総局行政局第二課課長
平成10年9月   東京高等裁判所判事
平成11年4月   東京大学先端科学技術研究センター教授(知的財産権大部門)
平成15年5月   東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授、現在に至る

斎藤 ようこ氏 株式会社電通プロジェクト・プロデュース局文化プロジェクト部主管
1954年新潟県出身
1975年4月 (株)電通総務局入社。以後マーケティング局、営業企画室、CI室、IT関連局を経て、現在に至る。イベント開発、調査、新規開拓作業などに従事。ここ数年のテーマはコンテンツ開発と、中国・韓国との交流プログラムづくり。
【イベント作業】
・ロザンゼルス・オリンピック作業(80年〜84年組織委員会広報紙編集)
・マルチメディア95、96企画/広報(幕張)
・デジタルクリエーターのためのコンテスト企画
・「日中米女性企業家フォーラム」日本側事務局(04年、北京)
・「日中韓女性経済会議」企画・運営(05年京都国際会館)など。
【調査・開発作業】
・生活者ライフスタイル分析・トレンド分析・インターネット/携帯電話/ブロードバンドユーザー調査
・電通IT関連会社支援作業
・有識者フォーラム事務局作業(96年〜03年作業)
【委員】
・茨城県高度情報化推進懇話会委員(98、99年)
・経済産業省「ICカードの普及等によるIT装備都市研究事業 実証委員会」委員(00、01年)
・経済産業省「多機能ICチップフレームワーク検討委員会」委員(02年)
・経済産業省「男女共同参画に関する研究会」委員(02年)
・文化庁「著作物の流通・契約システム」研究会委員(03年)

津田 大介氏 IT・音楽ジャーナリスト
1973年東京都生まれ
早稲田大学社会科学部卒。大学在学中の97年より執筆活動を開始。週刊誌、インターネット誌、ビジネス誌、音楽誌などを中心に幅広いジャンルで執筆中。ここ数年はインターネットカルチャーやネットワーク時代の音楽の在り方について多くの原稿を寄稿。主な著書は、あるファイル交換ユーザーの生態をドキュメント形式で追った『だからWinMXはやめられない』(インプレス刊)、日本の音楽業界が抱える問題点をさまざまな視点から分析し、論点をまとめた『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社刊)など。商業誌の執筆活動とは別に、音楽配信を中心としたデジタルコンテンツ流通、著作権問題などの関連ニュースを集めた情報サイト「音楽配信メモ」(http://xtc.bz/)も運営している。

菅原 瑞夫   社団法人日本音楽著作権協会 常任理事
生年月日: 昭和27年2月8日
最終学歴: 慶應大学経済学部
職歴:
1974年4月   社団法人日本音楽著作権協会 入社
1991年4月   静岡支部長
1999年4月   送信部部長
2003年4月   業務本部副本部長
2004年10月   常任理事に就任
現職: 文化審議会著作権分科会専門委員
契約・流通/国際 各小委員
契約・流通/国際 各小委員



お申し込み方法
(1)お申込みフォーム
お申込みフォーム
(※お申し込みは締切りました)
(2) おハガキまたはFAX
【おハガキ】
〒151‐8691
代々木郵便局私書箱118号 JASRAC文化事業部「シンポジウム」係

【FAX】
03-3481-2189
JASRAC文化事業部「シンポジウム」係
記載事項
郵便番号
住所
氏名(フリガナ)
年齢
性別
職業
電話番号
希望人数(2名まで)

記入例
応募者多数の場合は抽選とし、当選の発表は招待状の発送をもって替えさせていただきますので、あらかじめご了承ください。(招待状は開催日の1週間前までに発送する予定です。)
当協会が取得した個人情報は、音楽文化の振興及び著作権思想の普及に関する事業における応募受付業務、企画の検討・実施及び催物開催告知その他の広報のために必要な範囲以外では利用いたしません。



締切り
2005年11月7日(月)必着

お問合せ
JASRAC文化事業部 TEL:03-3481-2100(9:00〜12:00・13:00〜17:00 土・日・祭日を除く)

■主催 : 社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)
■後援 : 文化庁
−このシンポジウムは、JASRAC会員(作詞家・作曲家・音楽出版社など)の会費により、公益的文化事業として開催いたします。−
※応募の際に記入された個人情報は、応募受付業務や文化事業のお知らせなどの広報に必要な範囲以外では利用いたしません。
スケジュール一覧へ ページのTOPに戻る
Copyright (C) JASRAC All Rights Reserved.
文化事業TOPへ JASRAC JASRAC