スケジュールとお申し込み ストリーミング配信 文化事業とは パートナー募集
開催終了 慶應義塾大学文学部JASRAC寄附講座 「音楽と現代社会」関連公開講演会 −現代の韓国における音楽創造と日本−
日時
2005年1月11日(火)
開演
16:30開演 18:00終了予定
会場
慶應義塾大学三田 西校舎513教室(JR田町駅徒歩7分)
受講料
入場無料(お申込み不要です。)


趣旨
 相違と関連、空白と交流:韓国と日本の音楽が辿ってきた歩みを東アジアに投企して検証している講座「音楽と現代社会」は、近代化のなかでともすれば忘れられがちであった韓国の伝統音楽(国楽)再興のなかに身を置きながら、日本やアメリカを視野に入れ、世界にむかった音楽を探究するミュージシャン、ウォン・イルを迎え、創作の方向とその環境について、意見交換をします。

出演者
講演者: ウォン・イル
(韓国総合芸術学校 指揮・作曲専任教授、打楽器グループPURI代表)
司会: 美山良夫(慶應義塾大学文学部教授)

講演者プロフィール 『元 一(ウォン イル)』
 1967年ソウル生まれ。チュゲ芸術大学卒業、中央大学大学院卒業。サムルノリの創設メンバーのひとりであるキム・ヨンベからケンガリ(韓国の打楽器)などを学び、人間国宝、鄭在國(チョン・ジェグク)からピリ、テピョンソを学ぶ。現在、打楽器グループ“PURI”の代表を務める傍ら、韓国芸術総合学校(Korean National University of Arts)専任教授(指揮・作曲専攻)、UCLA比較音楽学客員研究員を務める。韓国重要無形文化財第46号『大吹打および、ピリ正楽』履修者。
 韓国の伝統音楽(国楽)のプレーヤーとして活躍するほか、映画、演劇、放送番組の音楽の作曲・プロデュースも幅広く手がける。受賞歴に、全国国楽競演大会 大賞、国立国楽院ソウル舞踊祭 音楽賞、韓国文芸振興会 大鐘賞、映画音楽賞 映評賞 音楽賞 春思映画音楽賞、文化観光部選定『今日の若い芸術家賞』作曲部門、KBS国楽 大賞 作曲賞がある。主要作品は、ソウル芸術団『バリ−忘れられた子守唄』(ミュージカル)、『ウル王』韓国国立劇場(ミュージカル)、演戯団コリペ『パボカクシ イルシク』(音楽劇)、『レイディ マクベス』(演劇)、『陽の光を切る子供』(短編映画)、『パンツを脱いで飛びかかれ』(短編映画)、『路上映画』(長篇映画)、『シッキム』(長篇映画)、『つぼみ』(長篇映画)、『江原道の力』(長篇映画)、『美しい季節』(長篇映画)、『リング』(長篇映画)、『イ・ジェスの乱』(長篇映画)、『ワンダフルデイズ』(長篇アニメーション)。現在、韓国で放映されているKBS(韓国放送公社)の歴史大河ドラマ『不滅のイ・スンシン』の音楽を担当。

お問合せ
慶應義塾大学文学部美学美術史学研究室 TEL:03-5427-1150

おことわり
会場での録音録画や写真撮影はかたくお断りします。

 この講演会は、(社)日本音楽著作権協会(JASRAC)の寄附により慶應義塾大学文学部において開講されている寄附講座「音楽と現代社会」に関連して開催されるものです。
寄附講座の概要はホームページをご覧ください。
スケジュール一覧へ ページのTOPに戻る
Copyright (C) JASRAC All Rights Reserved.
文化事業TOPへ JASRAC JASRAC