2003年度JASRAC音楽療法講座 〜音楽の効用〜 各回500名様無料ご招待 |
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好きな音楽を聞くと心が落ち着く、歌ったり楽器を奏でることで元気になるなど、音楽には人に安らぎを与えたり身体機能を活性化させる特性があります。また、社会的にもより良い状態の回復、維持、改善を図る力をもっています。
JASRACではこれまでこういった音楽の特性を生かした「音楽療法」という分野を多くの方に知っていただくために、一昨年2001年度に入門編・児童編・高齢者編と3回シリーズで、また、昨年2002年度には2回の講座とシンポジウムを開催し、学術的な考え方にあわせて具体的な実践例をご紹介してきました。
今年度の音楽療法講座は、「音楽の効用」と題して3回シリーズでお届けします。第1回、第2回は、音楽の力をもって音楽療法というものが誰にでも身近に体験でき作用し得るものであることを、音楽を生み出す創作の現場から、作詞家の湯川れい子さん、作曲家の三善晃さんをお迎えしてご紹介します。そして、第3回は、音楽療法の現場にたずさわる松井紀和さんをお迎えして、実際の音楽療法の臨床事例を交えながら、日本人独自の文化をふまえた今後の音楽療法の可能性を探ります。
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日時 |
第1回 : 2003年12月17日(水) |
第2回 : 2004年1月15日(木) |
第3回 : 2004年2月20日(金) |
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開演 |
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会場 |
こまばエミナース :(京王井の頭線「駒場東大前」) |
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受講料 |
無 料 |
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プログラム |
−第1回−
2003年12月17日(水)18:30〜20:30
テーマ:
「健常者のための音楽療法〜人は音楽でどこまで癒されるか〜」
「好きな音楽を聴いているだけで、自律神経のサーモスタットが働いて生理的に好ましい状態になる」日常生活の中でストレスを抱える現代人が、身近にある“音楽”というものでいかに安らぎや平穏を得ることができるか、音楽の効用を実証しながら健常者のための音楽療法を紹介します。
お話: |
湯川れい子(作詞家) |
演奏: |
井上鑑(キーボード)、瀬木貴将(サンポーニャ・笛)、
クリストファー・ハーディ(パーカッション)、
ミネハハ(歌) |
−第2回−
2004年1月15日(木)18:30〜20:30
テーマ:「音楽の力とはなにか」
音楽には、言葉を超えたコミュニケーションを生み、人と人とを結びつかせる力があります。情報化社会が進み、人々が表現力・想像力を失い、人を思いやる気持ちが薄れる傾向の中、いかに音楽が人間の心や体に作用し、人間性の回復に寄与するかを解説します。
お話: |
三善晃(作曲家) |
演奏: |
堀良介(チェロ)、三善晃(ピアノ) |
−第3回−
2004年2月20日(金)18:30〜20:30
テーマ:「日本の現代社会と音楽療法」
日本の文化土壌と音楽の関係を考察しながら、日常の中で幾多の問題を抱える現代日本での音楽療法の現状を、臨床事例を交えて解説します。
お話と演奏: |
松井紀和
(日本臨床心理研究所所長・日本音楽療法学会副理事長) |
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お問合せ |
03-3481-2100 JASRAC文化事業部
(9:00〜12:00・13:00〜17:00 土・日・祭日を除く) |
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主催 : |
社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC) |
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協力: |
日本音楽療法学会 |
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−このコンサートはJASRAC会員(作詞家・作曲家・音楽出版社)の会費により、公益的文化事業として開催いたします。− |