JASRAC文化事業 文化事業TOP
スケジュール
「戦後のこどものうた」を考えるトーク&コンサート
-500名様無料ご招待-
日時 2003年2月28日(金)
開演 18時30分
会場 こまばエミナース
(東京都目黒区大橋2-19-5)
内容

前回このシリーズでとりあげました「昭和前期の童謡」はレコードやラジオという媒体の発達により全国に普及し、太平洋戦争終了直後の人々の心のなぐさめともなりました。しかしこれらの童謡が、子供用レコード歌謡という形で類型化してしまっているのではないかという批判が、当時新進気鋭の作曲家や詩人達の間に起こり、彼らは「新しいこどものうた」を作り始めます。大正期の『赤い鳥』や『金の船』に作品を発表した人々の活動を「日本の童謡改革第一期黄金時代」とすると、昭和25年あたりから30年代にかけての作詩作曲家たちの活動は、「童謡改革第二期黄金時代」と呼ぶことができます。今回は昭和25年あたりから40年代初頭までの「こどものうた」について、演奏を聴いていただきながら皆様とご一緒に考えてみたいと思います。

演奏曲目

ぞうさん、めだかの学校、サッちゃん、おなかのへるうた、いぬのおまわりさん、あめふりくまのこ、わらいかわせみに話すなよ、ハダカのうた 、おもちゃのチャチャチャ
他(予定)

出演者
永 六輔・川口 京子(うた)・河野 春美(ピアノ)
永 六輔(えい・ろくすけ)

1933年東京浅草の寺に生まれる。中学の時、NHKラジオ「日曜娯楽版」に投書をしたのがきっかけで、放送作家としてスタート。「黒い花びら」(中村八大作曲)が第1回レコード大賞受賞。「こんにちは赤ちゃん」でも同じコンビで第5回レコード大賞を受けた。その他「遠くへ行きたい」「上を向いて歩こう」などがある。著書も「芸人その世界」「無名人名語録」「六輔流旅人生」「大往生」「明治からの伝言」など多数。92年にNHK放送文化賞、94年に都民文化栄誉賞を受賞、2000年には第48回菊池寛賞を受賞。生活の大部分は旅暮らしで、そこで感じた矛盾や感動を語り、書き、時には市民運動やボランティア活動を手伝っている。JASRAC評議員。
川口 京子(かわぐち・きょうこ)

子供の頃、歌手の上野耐之氏から歌を教わる。早稲田大学第二文学部演劇科中退。在学中は郡司正勝氏(歌舞伎、民俗芸能、舞踏史)に傾倒。92年歌手の大庭照子氏が主催する「唱歌展」において藤田圭雄氏(児童文学、童謡研究、詩人)の講演の助手と歌い手をつとめた時から歌手活動に入る。日本歌曲、童謡、唱歌、民謡等を、言葉を大切にした素朴な歌唱で唄う。「北原白秋」「野口雨情」「日本の唱歌」「戦後のこどものうた」等のテーマによるソロコンサートの他、民俗音楽学の小島美子氏の講演「わらべ唄は生きているか」、作家の阪田寛夫氏の講演「童謡の天体」、永六輔氏ライヴ、現代作曲家や詩人の新作発表コンサートなどに出演。99年度日本童謡賞特別賞受賞。
お申込み方法 (1)お申込みフォーム

(2)おハガキまたはFAXの場合は下記へ
〒151-8691
代々木郵便局私書箱118号
JASRAC文化事業部
「戦後のこどものうた」係
FAX:03-3481-2189

記載事項
郵便番号
住所
氏名(フリガナ)
年齢
電話番号
希望枚数(お一人様2枚まで)

応募者多数の場合は抽選とし、当選の発表は招待状の発送をもって 替えさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

招待券は実施日の1週間前までに発送する予定です。

締切り 2003年2月14日(金)必着
お問合せ 03-3481-2100 JASRAC文化事業部


主催 : (社) 日本音楽著作権協会(JASRAC)

このページのTOPへ
文化事業トップへ | この年の一覧へ