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スケジュール
JASRAC講座 ミュージック・ジャンクション
〜デジタルでふくらむ音楽の夢〜
第5回 「21世紀、リアル・ミュージシャンのサバイバル大作戦」
日時 2002年1月30日(水)
開演 19時00分〜20時30分
会場 JASRACけやきホール(東京/小田急線・地下鉄千代田線代々木上原駅南口下車徒歩3分・JASRAC隣)
内容 "音楽"と"デジタルテクノロジー"の結びつきをテーマに、音楽産業の最前線に携わる方々を講師に招き、その現在と未来をさまざまな視点から検証していく講座シリーズ。ビジネスの最前線に取り組む方々ならではの豊富な経験談や、そこから生まれてくる視点を、生の言葉で、映像と音を交えながら講義していきます。

今や音楽ビジネスは、デジタルテクノロジーを抜きにして語れない時代に入り、誰もが安心して手軽に音楽を楽しめるデジタル・ネット環境の構築に向けて、さまざまな取り組みがはじまっています。このような中で、JASRACは著作権の分野で、世界でもいち早くデジタル・ネット環境での利用ルールを定め、7月からはウェブサイトでのライセンス受付を開始するなど、前進を続けています。

今回お招きする講師の方々も、より多くの人々に、良質な音楽環境を、手軽に安心できるかたちで届けることに邁進して来たのみならず、デジタル・ネット環境と音楽の結びつきに大きな希望を持っておられる方ばかりです。ご期待ください。

[第五回概要]
僕は去年、プロ・デビュー25周年を迎えました。一度も売れたことがないのに、よくもまあ25年間も生き残れたもんだ・・・・と自分でも感心してしまいます。誰も知らなくても(笑)、音楽をやっていくことはできる・・・・ということの、生き証人です!
ケータイ、パソコン、ネットワークの時代は、いいことばかりではありません。今の10代の子たちの生活は、ケータイがすべてになりつつあります。もはやマンガも読まず、ゲームすらしなくなっているそうです。こりゃ、ひょっとするとリアル・ミュージックの危機でもあるんじゃないか?学校教育にパソコンを導入するのも結構ですが、「人生、データがすべてじゃないよ」ということも、大人がしっかり教えなきゃいかんのじゃないでしょうか?当夜は、僕のキーボード・プレイも交え、参加する皆さんのお知恵も拝借しながら、生の音楽の生き残る道を、一緒に考えたいと思います。ワン・フレーズを口ずさんでいただいて、そこから生作曲、生打ち込みをするっていう企画も考えてます。お楽しみに。

* こちらで終了分の講義録がご覧になれます。

講師
難波 弘之(Hiroyuki Namba)難波 弘之(Hiroyuki Namba)

[プロフィール]
1953年9月9日生まれ、東京都出身。
キーボード奏者、作・編曲家、SF作家、東京音楽大学非常勤講師。
66年、SF同人誌「宇宙塵」に参加。68年「青銅色の死」での阿倍能成文学賞受賞、SF作家としても活躍。
73年、学習院大学在学中よりプロミュージシャンとして活動を始め、76年《金子マリ&バックスバニー》でプロ・デビュー。78年フリーとなり、以降、山下達郎をはじめ様々なジャンルのミュージシャンのレコーディング、ツアー等に参加。79年にはファースト・アルバム「センス・オブ・ワンダー」をリリース、現在までにソロ、バンド名義で計9枚のリーダー・アルバムをリリースしている。
現在も、結成20周年を迎えた自己のバンド《センス・オブ・ワンダー》の他、《野獣王国》《A.P.J》《ヌーヴォ・イミグラート》といった自己のユニットの活動をはじめ、作・編曲家、もしくはキーボード奏者として、山下達郎、竹内まりや、吉田美奈子、からTOKIO、シャムシェイド、松本孝弘(B'z)、レッド・ウォーリアーズ、ソウル・ボッサ・トリオに至るまで、またTV、映画、アニメ、ゲームなど、様々な音楽制作やライブに幅広く活躍している。また三枝成章氏の要請により、88年より東京音楽大学の講師に就任し、作曲科・映画放送音楽コースにて、次世代の音楽家の育成にも携わっている。

お申込み方法 ※ 先着順にてお申込受付しております。

(1)お申込みフォーム

(2)おハガキまたはFAXの場合は下記へ
〒151-8540(所番地不要)
『JASRAC文化事業部 「12/20ミュージックジャンクション」』係
FAX:03-3481-2189

記載事項
郵便番号
住所
氏名(フリガナ)
年齢
電話番号
希望枚数(お一人様2枚まで)

受講証は実施日の1週間前までに発送する予定です。

締切り 2002年1月21日(月) 消印有効 (HPは21日締)
お問合せ JASRAC文化事業部
TEL : 03-3481-2100
FAX : 03-3481-2189


主催 : (社) 日本音楽著作権協会(JASRAC)




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