JASRACが皆さんに贈る今回のコンサートは、小さい頃からのそんな夢を実現させた音楽の達人たちによる内外の名曲の歌・演奏をたっぷりお届けする演奏会です。 そして大ヒットとなったCD・映画、話題になったテレビ番組・CM等々に、卓越した演奏技術で音楽ビジネスのニーズに答える職人たちの素顔に迫ります。
明治維新後、新しい学校制度を発布した明治政府は修身、読本、習字、算術などと共に唱歌という科目を制定しました。その「唱歌」の時間に使う教材として作られた歌を、こんにち私たちは“童謡”と区別して“唱歌”と呼んでいます。 第二次世界大戦終結に至るまでの約65年間ほどの間にたくさんの唱歌が作られましたが、その中には「故郷」や「朧月夜」のように、著作権が消滅した現在でも広く歌い継がれ、日本の音楽文化の財産となるような名曲があります。また一方、現在では歌われませんが、当時の日本の時代背景や教育状況を色濃く反映したものもあります。 日本が近代化していく過程で産み落とされたこれらの歌を、永六輔さんと歌手の川口京子さんが語り合い演奏しながら検証して行きます。
どこか懐かしく、私たちの心の中にある「抒情歌」を、さまざまな切り口から熱く語り、歌う。
コンサート