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スケジュール
「大正期の童謡」を考えるトーク&コンサート
500名様無料ご招待
日時 2001年12月7日(金)
開演(開場) 19時(18時30分)
会場 こまばエミナース(東京都目黒区大橋2-19-5)
内容 学校唱歌は、西洋音楽の日本的な消化と普及と言う点で大きな役割を果たしましたが、内容的には、教訓的なものや花鳥風月を愛でるものがほとんどでした。それが、大正時代になると、もっと子供の心を歌ったものや、わらべ唄の精神を受け継ぐもの、あるいは、芸術性の高いものであるべきではないかという気運が、大正デモクラシーと共に詩人や音楽家達の間で盛り上がってきました。
「赤い鳥」「金の船」「コドモノクニ」などの児童文芸雑誌を中心に、大正7年から昭和9年にかけては、たくさんの童謡がつくられ、子供達に喜ばれ、愛されました。しかし、同時にこの時期は、日本が戦争への道を走り始めた時期であり、童謡の中には、詩人が表立って言えなかったことを裏にかくしているものもあるのです。異色の童謡詩人、スズキヘキの話なども含めて、永六輔さんと歌手の川口京子さんが語り合い、演奏しながら検証していきます。どうぞご期待ください。
演奏曲目 あの町この町、七つの子、シャボン玉、かなりや、
赤い鳥小鳥、四丁目の犬、里ごころ、月の砂漠 他(予定)
出演者 永六輔(えい・ろくすけ)

1933年東京浅草の寺に生まれる。中学の時、NHKラジオ「日曜娯楽版」に投書をしたのがきっかけで、放送作家としてスタート。「黒い花びら」(中村八大作曲)が第1回レコード大賞受賞。「こんにちは赤ちゃん」でも同じコンビで第5回レコード大賞を受けた。その他「遠くへ行きたい」「上を向いて歩こう」などがある。著書も「芸人その世界」「無名人名語録」「六輔流旅人生」「大往生」「明治からの伝言」など多数。生活の大部分は旅暮らしで、そこで感じた矛盾や感動を語り、書き、時には市民運動やボランティア活動を手伝っている。JASRAC評議員。

川口 京子(かわぐち・きょうこ)

子供の頃、歌手の上野耐之氏から歌を教わる。早稲田大学第二文学部演劇科中退。在学中は郡司正勝氏(歌舞伎、民族芸能、舞踏史)に傾倒。'92年歌手の大庭照子氏が主催する「唱歌展」において藤田圭雄氏(児童文学、童謡研究、詩人)の講演の助手と歌い手をつとめた時から歌手活動に入る。日本歌曲、童謡、唱歌、民謡等を、言葉を大切にした素朴な歌唱で唄う。「北原白秋」「野口雨情」「日本の唱歌」「戦後のこどものうた」等のテーマによるソロコンサートの他、民俗音楽学の小島美子氏の講演「語りから語りものへ」「わらべ唄は生きているか」、作家の阪田寛夫氏の講演「童謡の天体」、渋谷ジアンジアンの永六輔氏ライブ、現代作曲家や詩人の新作発表コンサートなどに出演。'99年度日本童謡賞特別賞受賞。

お申込み方法 (1)お申込みフォーム

(2)おハガキまたはFAXの場合は下記へ
〒151-8540(所番地不要)
『JASRAC文化事業部 「大正期の童謡」』係
FAX:03-3481-2189

記載事項
郵便番号
住所
氏名(フリガナ)
年齢
電話番号
希望枚数(お一人様2枚まで)

応募者多数の場合は抽選とし、当選の発表は招待状の発送をもって 替えさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

締切り 2001年11月27日(火)必着
お問合せ 03-3481-2100 JASRAC文化事業部

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